これらが何故、ゴルフ規則に関係している
のか?
規則1.2a
すべてのプレーヤーに期待される行動
すべてのプレーヤーは次の行動をとることに
よってゲームの精神の下でプレーすることが
期待される:
-略-他の人に配慮を示すこと–例えば、
速やかなペースでプレーする、他の人の安全に
気を配る、他のプレーヤーの気を散らさない。
-略-コースをしっかりと保護すること
–例えば、ディボットを元に戻す、バンカーを
ならす、ボールマークを修理する、不必要に
コースを傷つけない。
この方法で行動しなかったことに対して規則に
基づく罰はない。
罰がないから「呼びかけだけにしている」とも
言えます。
また、これら全てを全員に強制してしまうと、
「ゴルフが楽しくなくなる」ということもある
でしょう。
とりわけ、まだ自分のプレーで手一杯の方々
にとっては。
そのため、そういう方々は、
「ゴルフをラウンドする上で必要なこと」
①前の組に遅れない
②打込みを含めて他人に危害を与えない
だけでよいと思っています。
ただし、「①前の組に遅れない」はきちんと
お守り願います。
2024.7.23
私設警察のシリーズでも触れましたが、
「マナー」って言葉は、自分が相手に対して
マウントを取るために使われることが多いです。
「マナーを守りましょう。」
「マナーがなってねえなあ。」
「マナーを知らねえなあ。」
基本的に上から目線、相手を非難する使い方
がほとんどです。
「マナーがご立派ですねえ。」
「マナーをよくご存じで。」
と思うことはあっても、それを口にする
ことは逆に相手に対して失礼となりかねず、
言葉としては出ません。
結果、マナーという言葉はいまやあまりよい
用例では使われないようになっています。
ゴルフの啓蒙ポスターでも「マナー」という
言葉は使われがちではあります。
ですが、ポスターで言うと一番下の例では、
上2つのように具体的にどうすべきかを書いた
ほうがいいと思っています。
もうマナーという外来語を使うのではなく、
行儀・作法・思いやりという元々の日本語に
戻すべき時期かもしれません。
これらの言葉の方がしっくりきます。