ジャイアンのお父さんのような人から、走れる
魁皇のような選手、更には大魔神のように暴れ回る
選手と、ド迫力の世界です。
日本は惜しくも一次リーグ敗退となりましたが、
アルゼンチンは世界ランキング8位、日本は12位
でしたので、仕方ないです。
試合にもその実力差は現れていましたし、3トライを
挙げたアルゼンチン11番のウイングの選手。
彼を止められなかったという印象はあります。
でも、日本代表は本当に強くなったと思います。
カタカナの選手ばかりということもありますが、
彼らは日本文化というか日本に惹かれて来ています。
ですので、間違いなく日本代表です。
かつては、ワールドカップで1勝出来るかどうかが
焦点でしたので、予選を突破できるか、四強に
入れるかどうかが焦点の今とは段違いです。
つづく
2023.10.17
現在の日本代表のような多国籍のナショナルチーム。
ラグビーの代表資格の定義にその理由があるのですが、
中でも、
「60ヶ月間(5年間)継続して当該国を居住地としている」
「累積で10年間、当該国に居住している」
この部分が他の競技と大きく違っています。
ですので、ラグビーでは、高校とか大学入学時に
日本に留学し、そのまま日本にいると代表資格を
取れます。
「そんなんインチキ」と考える人もいるとは思い
ますが、多分、他のスポーツもどんどんこのような
形になっていくと思います。
国を超えた人の交流がどんどん活発になっており、
だからと言って100年後に世界中の人が混血する
とは言いません。
ただ、元々の国籍地ではない国に居住する人は
どんどん増えて行くでしょうから、必然的に
このような形になっていくと思います。
あるスポーツを強化するために有望選手を何人も
そして5年間も補助し続けることは出来ません。
そうではなく、魅力のある国には世界中から人が
集まってそうなるのですから、とやかく言うことでも
ないような気がします。
魅力のない国にはそのように海外の人は集まらない
でしょうし。