かつての日本代表は強くなかったです。
強化体制の違いもあるでしょうし、社会情勢も
あるとは思いますが。
私がラグビーを始めた頃の、日本代表の
テストマッチの成績です。
ウェールズ、イングランド(23歳以下代表)、そして、
フランスとの代表戦は一見、健闘したように見えますが、
欧州の各チームは若手交じりで本気ではないです。
そして、ニュージーランド遠征ではオールブラックス
とは対戦をしてもらえず、大学選抜とかジュニアとの
戦いがテストマッチに認定されています。
あり得ない話ですし、それでも勝てていません。
もう少し言うと、ケンブリッジ大とかオックス
フォード大が来日すると、その大学生との試合が
テストマッチに。
もちろん、大学側はOBも含まれており、その中には
代表選手もいましたので、必ずしも純粋な大学チーム
ではなかったのですが。
で、圧巻が1975年に来日したウェールズ。
この時のチームは観光半分のチームではなく、
本気のチームだったんですよね。
結果、最終戦は6:82の大敗北。
手も足も出ず、赤い悪魔のイメージは今でも
頭から離れません。
そして、時代は20年下り、1995年の第3回ワールド
カップ。
日本はニュージーランド相手に「17:145」という
歴史的大敗北を喫します。
145点も取られるというのは、試合時間が80分です
ので、1分当り1.9点となり、計算すれば多分、
5分弱に1度トライを取られています。
80分の間、ずっとニュージーランドのトライの饗宴が
続いたことになります。
この試合で、「ラグビー=オールブラックス」という
イメージが強く、刻み付けられました。
私にはですが。
2023.10.18
同時にオールブラックスのファンになったんですね。
今回の大会も応援しています。
今大会、準々決勝は好試合ばかりでした。特に、
オールブラックス
vs大会開始時点の世界ランキング1位であるアイルランド
開催国フランスvs前回大会優勝の南アフリカ
この両試合は事実上の決勝進出決定戦とも言えたと
思います。
開催国の有利さでフランスが南アフリカに勝つんじゃ
ないかと思っていましたが、ギリギリの勝負の末、
南アフリカの勝利。
まだ準決勝が残っていますが、決勝はニュージーランド
vs南アフリカになるような気がします。
そうなれば、前回大会では実現しなかった幻の決勝戦の
決着戦という気もします。