「6インチルール」というのは、まあ有難いもの
だとは思います。
ソールが地面と水平になるように振れないと、
トップになったり、ダフったりしやすいです。
(球を捕えてから地面を削る方は多少、別かも
しれませんが。)
そのため、特にアイアンをきれいに上げられない
方々にとって、「6インチ」はゴルフを楽しむため
の重要なツールと言ってもよいと思います。
でも、80,90を切れるようになろうとする気持ちが
あるなら、「6インチルール」は使わない方がよいと
思います。
ティアップも同様ですが、「6インチルール」を使う
と、ソールを地面に水平になるように振れているのかが
よくわからないと思うんですよね。
練習場でも、ショートアイアンはマットの上から
打てても、7番、6番アイアンだとティアップしないと
きれいに当たらないという方は多いです。
そういう方は、弾道を見ている限り、多分、あまり
良いスコアを出せない人だろうと思います。
逆に、3番ウッドだとか4番、5番アイアンをマットの
上からピシピシ打っている人は、やっぱり上手いと
思います。
ただ、「6インチルール」を使ってそこそこのスコアを
出していた人でも、ノータッチにするとスコアはまず
悪くなります。
ですので、なかなかノータッチにすることは勇気が
要りますが、それを打てるようにするために練習場でも
マットの上からと考える人は上達すると思います。
この部分が、そこそこには上手くなるのかならない
のかの1つの分岐点だろうと思います。
その先のさらに上手くなるための分岐点はまた別に
あるとは思いますが、私はその域に達していないため、
私がここで説明することは出来ません。
2022.11.2
その先の分岐点。
「届くクラブでグリーンを狙おうとするうちは
まだダメ。」
ということをある片手シングルの方は言って
いらっしゃいました。
これは、3番ウッドだとか3番ユーティリティで
バンカー越えのグリーンを狙う際の話です。
「バンカーに入れてしまったら、ボギーどころか、
ダボ、トリがある。
ここはボギーでも仕方ないと思って、絶対に
バンカーに入れないクラブで打たないと。」と。
ええ、必ず届くクラブで狙っちゃうんですよね、
私たち。
結果、乗ることも稀にはありますが、多くの場合、
バンカーに入ってのダボ、OBを打ってトリもあります。
確かに考えの甘い部分だろうなあと思いますが、
たまのダボは仕方ないと思っている部分もあります。
この辺りが、やっぱりそういうレベルのゴルファー
思考、ダボを許容してしまうレベルのゴルファー
という気もします。