11年前に磯野波平さんの54才を超え、今年の4月、
とうとう陽水さんのお父さんの年に並ぶ日がやって
まいります。
父は今年二月で六十五
顔のしわはふえてゆくばかり
(私も含め、今は60代半ばで顔がしわしわという
人はそんなにいないですねえ。)
仕事に追われ
このごろ やっとゆとりが出来た
(追われていると言えば昔は追われてました。
20時に家に着くと、メチャ早いと思いました。)
父の湯飲み茶碗は欠けている
それにお茶を入れて飲んでいる
(湯飲み茶碗はほとんど使ったことないです。
たいていはコーヒーカップです。)
湯飲みに写る
自分の顔をじっと見ている
(これ、本当に見えるの?という点は昔から
疑問ではありました。)
人生が二度あれば
この人生が二度あれば
(二度あったところで、どうせおんなじようなことを
繰り返すんじゃないかなあと思ってます。
前の記憶が残ってりゃ別ですけど。)
母は今年九月で六十四
子供だけの為に年とった
母の細い手
つけもの石を持ち上げている
そんな母を見てると人生が
だれの為にあるのかわからない
子供を育て
家族の為に年老いた母
人生が二度あれば この人生が二度あれば
父と母が こたつで お茶を飲み
若いころの事を話し合う
(若いころの話・・・・・・。
今もまだその延長線上ですねえ。)
想い出してる
夢見るように 夢見るように
人生が二度あれば この人生が二度あれば…
いい唄だと思っています。
ミスショットをするたんび、もう1回打てればとは
いつも思っています。
2023.4.23
彼ら、いい詩を書いていい曲も作っており、凄いです。
説教じみた所とか、独りよがりな部分がない点も
いいです。
陽水さんはあれですね、俳句で言うと子規の写生句。
淡々と目に入る日常を歌い、そこには押しつけ
がましさはない。
でも、人の心の中に入り込んでくるような詩という
気がします。
それにしても波平さん。
僕らのゴルフに来たとしたら、
「なに、お前、10才も年下なの?
てっきり、ずっと年上だと思っちゃったじぇねえか!」
と、皆から言われると思います。
「わしがですかな?」
「その言い方もだよっ!」