人生なんて今の年になっても驚くことはいくら
でもあるのですが、これまでで本当に驚いたこと
を書いていってみようと思います。
あまりの驚きに60数年経った今も驚いている
のは、西遊記の「釈迦の手の指」の話ですね。
孫悟空が天の果てまで飛び、そこにあった柱に
証拠として落書きをし、釈迦の所まで戻ってみる
と、その柱は釈迦の指だったという話。
「天の果てにあった柱」と観ていた幼児である
私がそう思い込んでしまったためだったんですが、
あれには本当に驚きました。
超有名である西遊記の中でも超有名なエピソード
ですので、多くの人も知ってる話だと思うんですが、
あのエピソードを考えた人は天才ですね。
2025.4.17
このアニメを見たのは映画館でだったということは
覚えています。
でも、このアニメ映画、調べてみると公開は1960年
なんですね。してみると私は当時2才。
蒲郡の映画館だから1年遅れて蒲郡で公開されたと
しても3才。
いくら何でも2才や3才で中身を覚えている?という
疑問もあります。
そして、その後、見たものだけでも、
虫プロの「悟空の大冒険」 (1967年)
ドリフターズの「飛べ!孫悟空」 (1977年)
堺正章の「西遊記」 (1978年)
香取慎吾の「西遊記」 (2006年)
更には、本筋は別物だけれど「ドラゴンボール」
(1984年)もあり、人生でどれだけの西遊記物を
見て来たのかと思います。
高校生の時は、蒲郡図書館で見つけたかなり厚い
西遊記も読んでしまいましたし。
一方で「ドラゴンボール」は世界的な人気を博して
いますので、原典である「西遊記」は世界最大の物語
かもしれません。
ドラゴンボールでの悟空が月を見て大猿に変身
だとか、それで育ての親である孫悟飯を殺して
しまう、更には元凶の月を破壊してしまう。
まあ、これらにも驚きました。
そもそも月はアラレちゃんが先に壊してたんじゃ
という疑問もありますし、アラレちゃんは「地球
割り」もやってたなあとも思います。
鳥山先生、みんなを驚かせ続ける漫画を描かれた
人だと思います。