私の父親が91才になったことはお伝えして
いますが、先々、そこまで到達できる人も
多くなるでしょうから、そういう年令の情報を。
まず、最近、一緒に住む弟夫婦から夫婦共に
運転免許証を取り上げられました。
返納ではなく、身内に取り上げられたという
形です。
両親の運転する車に乗ったことのある私の娘も
「絶対に運転しちゃアカンと思った」と言って
おり、適切な判断だったのでしょう。
しかし、ここに至るまでには時間がかかっており、
父親は車に乗れないと自分でゴルフに行けない
母親は買い物にも行けなくなる
趣味の俳句の会合にも行けなくなる
と、それぞれに理由がありました。
そのため、次の車検が来るまで、次の保険の
満期が来るまでと思ってはいたものの、両者は
時期が一緒ではありません。
車検が来ると「今の保険の満期まで」、
保険が満期になると「次の車検まで」と、ずるずる
ずるずる来たんだろうなあと思います。
元々、返納したいという気持ちは薄く、出来れば
ずっと乗っていたいんですから、どうしても
そうなりがちでしょう。
となると、本人たちはずっと乗り続けてしまい
ますので、誰かがどこかで強制的にやるしか
なかったような気はします。
2024.6.13
となると、待ち遠しいのは自動運転システム
搭載車の登場ですね。
いつ頃に実現されるのか皆目わからない現状と
しか言えませんが、
「自動運転システム搭載車が登場したら返納」
という方も増えて来そうです。
でも、返納しても自動運転の車なら乗れるのか?
これによって、返納するのかしないのかも
分かれてきそうです。
一方で、免許返納は年齢で判断すべきものでは
ないと思います。
老化って相当に個人差がありますので。
資料を調べてはいないですが、経験的に歩く
速度というのは、1つの目安になるような気が
します。
私の両親は歩くスピードも遅く、言ってみれば
ヨボヨボです。
口は達者ですので、身体の筋肉の衰えが主因で、
運転に難が出ているのかもしれません。
脳が判断しても、手足の筋肉への伝達・操作に
問題があるのではないか?と。
よく聞くアクセルとブレーキの踏み間違えと
いうのは、その種の話のような気もします。
頭がしっかりしている人はしっかりしている
が故に、まだ大丈夫と免許返納を考えないが、
実は手足への連結が良くなく、周りから見ると、
「あの運転じゃ」となるものの、本人は、
「いいや」と言い張る構図があるかのもしれません。
スタスタ歩いている人は今も来場されています
が、そうじゃない方はいつしかお見えにならなく
なったという記憶もありますし。
ですので、スタスタ歩いて元気にゴルフが出来て
いる人は、それが出来ている間はよほど大丈夫
なんじゃないかなあと思います。