昨日の続きです。
本日分は更に推測だらけになります。
「サンベルもついでにというか、何とかして
もらえません?」
「確かにゴルフ場は2つ持ってるけどなあ。
ただ、別に新たにゴルフ場を買収してやっていこうと
思ってるわけでもないし。」
「いや、でも、今が相当に厳しくて。
いくつか買収の問い合わせも来たけど、
メンバーさんのことを考えると。
メンバーさんがメンバーさんらしい扱いを
受けられなくなったり、預託金がどうなって
しまうのかが心配で断ってるんですよね。
もちろん、買収条件の中身の問題もありました
けど。」
「急ぐの?
うちもゴルフ場の買収に手慣れているってわけ
じゃないし、そもそも今どきのゴルフ場、利益を
出すのはそう簡単じゃないしなあ。
いずれにしろ、そんな急にはやれんと思うぞ。
一回、社内で確認をしてみてもいいけど。」
「ぜひ、お願いします。
預託金の償還も計画に沿ってやってたんですが、
『俺んとこを先にやれ』って先がいくつも出て来て
本当に困ってます
なんとか検討してみてください。」
つづく
2023.10.11
一部に知っていることが入っていますが、かなり
想像の世界の会話になってしまいました。
でもまあ、こんな感じかなと思います。
実際にかなり切迫して来ていましたし。
昨日のこちらのつづきの話で言えば、そもそも
50億円から下手すりゃ100億円ほどの預託金を抱えた
コース、それがそのままだったら誰も手を出しません。
いろんな方法はあるでしょうけど、目的は全て
1つ、いかに預託金債務を消滅させたり、減額して
経営を交代するかです。
例外は、親会社に余裕があり、世間体を気にして
全額とか半額を償還した場合のみです。
その例を含んでも、新たに運営を開始した企業に対し、
旧会社の発行した証券を理由に償還請求をすることは
出来ません。
ちゃんとそれをされないような手を打っています。
ですので、旧会社に対して訴えることは出来ても、
新しい会社やその職員に「訴えるぞ」と言っても、
下手すりゃ逆に訴えられます。
それにしても、預託金の話を抜きにしようと思い
ましたが、結局、出て来てしまいました。
どうしても出て来てしまいます。