「でも、(ゴルフ場運営を)やってもいいけど、
そんなにお宅(サンベル経営者)に支払うものは
なくなるけどいいの?
金融機関の借入金返済もそこに含まれるし、
このコース、借地が多くてバカ高い契約で
やってるから、それも考えにゃいかんし。
池の修復もどのくらい費用がかかるかわからないし、
カート道もすぐに直さなきゃいけない。
クラブハウスだって、相当手直しが必要に
なるからなあ。」
「今のままのうちでは、それも対応できないから
なんとかお願いします。」
「メダリオン発行の証券を預託金にすると、
前よりも額を少なくするとはいえ、うちは10億近くの
預託金を抱えることになるから、本当に払えないよ。
それでもいいの?」
「はい、お願いします。」
書きながら、本当にこんなやりとりだったんかしら?
とは思いながら書き続けています。
でも、結果としては、そういう結果になっています
ので、こんな感じだったんかなあと。
で、償還請求をしていた一部の人から、
「サンベルにはコースを売った金が入ってるだろ。
それで償還しろよ。」
と言われる方もお見えです。
普通に考えると、「そりゃそうだ」と言えます。
でも、内実を知っている身からすると、そんな
余裕ないだろうなあと思うんですよね。
従業員の9月分の給料、これは8月に働いた分です。
これを支払うのにも四苦八苦していましたので。
更に言えば、8月までの営業に関する諸費用、これも
サンベルが9月に支払う必要があったのですが、
この支払いにも相当苦労し、サンベルの担当者は毎日
電話に向かって頭を下げていたそうですし。
2023.10.13
それからは急ピッチだったと思います。
情報が洩れると差し押さえなどの動きが出る
可能性もあり、一般の従業員は8/31、実際に
運営が切り替わる前日に知らされました。
私はそれよりも少し早い時期でしたが、それでも
8月に入ってからです。
9月1日にはメンバーさんほかの関係者への書類が
到着するようにしなければならないと、文面の検討や
印刷ほかの発送準備を急ぎました。
が、始めたのが早いとは言えず、慣れていて「この文書を
印刷しろ。で、すぐ発送な。」というようにはいかず、
それらの方々へ書類が届いたのは、9月10日過ぎでした。
この点は、後々、相当に指摘を受けましたが、
本当に急ピッチで進められた今回の件なんです
よね。