始めに断っておきますが、各コースで聞き取り調査を
し、裏付けを取ったわけではないため、憶測の話です。
1つには、速いグリーンを売り物にしているコースで
それが起きたケースが目立つということがあります。
典型例で言えば、新南愛知。
今年も住友生命Vitalityレディス 東海クラシックが
開催されたんですが、テレビ中継を見られた方は、
グリーンの状態の悪さに唖然とされたと思います。
女子ツアーの開催なんて晴れ舞台ですので、グリーン
整備には力を入れてたはずなんです。
それでも大会開催時にああなってしまった。
コース側が手を抜くなんてあり得ないし、それなり
のノウハウも持っているはずです。
ということは、やっぱりここ数年の気象が大きな
影響を及ぼした結果だろうと思っています。
別のコースの話ですが、
酷暑の日が続くので、芝が心配でたっぷり散水
⇒直後に大雨
⇒更にその後、強烈な陽射しが照り付け、グリーンの
芝が蒸れて枯れてしまった。
という事例があったそうです。
一方で当コースのコース管理担当者に聞いた所、
当コースでは、
「芝が蒸れすぎてもいけないため、今年は土壌の
湿度を計り、湿度の低い所だけに部分散水した。
更に、粘土質の少ない砂を撒き、水はけが少しでも
よくなるようにした。」
ということでした。
そんな芸の細かいことをやってくれてたんだと思い
ましたが、その結果が現在のグリーンの状態の良さ
につながっているような気はします。
2024.12.23
本当に芝は天候に左右されます。
ましてや、ここ数年の暑さは誰にも経験をした
ことがないものだったため、それに対するノウハウ
もないと言って過言ではないはずなんですよね。
そのため、今後、試行錯誤して各コースは対応して
いくと思います。
夏の暑さに弱いベント芝ではなく、高麗芝の
グリーンを復活させるコースが出て来るかもしれ
ません。
一方で、同じベント芝でも暑さに強い種類に切り
替えることを考えるコースも出てくることでしょう。
毎週のようにラウンドされるメンバーさんは、
いざ知らず、たまにしかラウンドされない方々に
とってはその日一日の芝の状態だけが大事でしょう。
でも、コース側は上記のようなこともあり、毎日、
芝の状態を万全の状態にしてお迎えするということ
はなかなか難しいです。
そういう所をご理解頂き、怒り満載のご投稿、
ご言動はお控え頂ければと思っています。