マナー等に対して、遠慮会釈のないのが仲間内の
ゴルフだろうと思います。
もちろん、仲間内とはいえ、あまり物を言わない
紳士的(?)な人たちが多い場合は、そうでもない
でしょうけど。
例えば、同級生だとかその上級生・下級生、或いは
その友達というグループで長年ゴルフをし続けて
いると、マナーに対してなかなか厳しい声が出ます。
そして、遠慮会釈のない仲間内のゴルフで、一番、
言われてしまうのは、やはりスロープレーです。
むしろ、主はこれだけですね。
以前書いたことがありますが、12人でラウンドを
する場合、
①早い4人 ハーフ1:45
②普通の4人 ハーフ2:00
③遅い4人 ハーフ2:15
となります。大体ですが。
一番遅い4人でも2:15ですので、そんなに遅いわけでは
ありません。
が、ニアピンもやりますので、この順でラウンドした場合、
最初の組は3組目が上がってくるまで40分ほど待つことに
なります。
逆の順にすると、①と②の組は毎ホール待ちになります
ので、やるとしたら早い順です。
40分を待つのは辛いですが、「あんたたちはプレーが
遅いんだよ」ということを知らしめるためにこういう
組合せもたまにやります。
遠慮のない部分ですね。
12人を均等に混ぜると、当然ながら3組がみなハーフ
2時間ほどになり、まあちょうどいいです。
でも、グリーン上でもたもたしていると後ろから
「何やっとるだあ!」
という怒声が飛んできますので、パットをしようとして
構えた人が「ちょっといい?」と言ってラインを読み
直そうとすると、
「バカ、『ちょっといい?』なんか、禁止だわ。」
と言って、そのまま打つように急かします。
構えた人が「ちょっといい?」と言って、あろうことか
歩測をしだすと、
「バカ野郎、てめえ。
今頃、歩測なんかしてんじゃねえぞ。」
となります。
元々は各自の「待たされたくない」という気持ちから
発生したんでしょうけど、そこから「待たすのは恥」
という気持ちが仲間内では非常に強くなっています。
2023.2.21
「待たすのは恥」とは思っていても、同伴者がそれほど
深い知合いでない場合は、ストレスが溜まります。
上記のようには、なかなか言えませんので。
「待たせる」ということの中でも、グリーンが空くのを
待たせることが、待ってる側は一番つらいということも
知っていますので、グリーン上は特にやきもきします。
やきもきしている中、やっとグリーンを空けられると
なった時に、最後のパット者がひょこひょことカート
方面ではなく、反対側に歩き出す。
カートの位置とは反対側に置いたウェッジ類を取りに
行くためですが、「なんでそっちに置くかなあ。」と
やっぱりやきもきしてしまいます。
ですので、そういう風に置かれたウェッジ類を見つけた
時は、もう拾い上げて持って来てしまいます。
「あっ、すみません。」とか言ってくれますが、実は、
その人のためではなく、遅さを防止したいだけです。
まあ、「たかがゴルフでそこまで」と思われる方も
いらっしゃるとは思いますが、やっぱりゴルフは
他の人を待たせてはいけないと思うんですよねえ。
紳士たるべしという部分を除けば、ゴルフにおいて
本当に大事なのは、プレーファーストと、他人に怪我を
させないというとこだけです。