ひょっとして原因の1つは「ミトコンドリア?」
という気がしてきました。
ということで、先日来続けて来ているわけですが、
本日から肝心な部分に。
「ミトコンドリアがエネルギーに関係してて、
加齢とともにパワーが減少してくるのであれば、
ミトコンドリアの数が減って来るんじゃ?」
という推測が当然発生して来ます。
で、まさにその部分がこちら↓です。
細胞内の「ミトコンドリア」 の質が加齢とともに低下(㈱コーセー)
抜粋するとこんな感じです。
細胞内のSOD2の量は細胞供与者の加齢に伴い
減少していることが明らかになりました(図2)。
別の解析から、ミトコンドリアに含まれるSOD2の
量は加齢に伴って減少し、ミトコンドリアの質が
低下することがわかりました。
これは、加齢によって細胞が活性酸素による
ダメージを受けやすい状態になっていることを
意味しており、このことがさらに組織の老化を
促進させる原因になると考えられます。
実は、「加齢によってミトコンドリアの数が減少」
という記事はほとんど見つかりませんでした。
ただ、上記のように「加齢によって質が低下」
という記事はよくあったんですよね。
そのため、
「ミトコンドリアの数は年齢で減少というわけ
ではないが、質が低下してしまう」
という可能性が高いのかな?と思います。
であれば、
「質が低下していくのを止める方法は?」
ということと、
「質が低下してしまうなら、数を増やせば
現状維持が可能になるのでは?」
ということになります。
さて、今日もここまでですが、このシリーズ、
多分、明日で終了となります。
よい対処方法はあるんでしょうか?
2024.3.7
確かに筋トレをして、むしろ若い頃よりも
筋肉がついて来たのに、細かった若い頃よりも
飛ばないということはあります。
そういう経験をした人も多いかもしれませんし、
細い若い方を見て
「なんで、あんなに飛ぶ?」
と思った人も多いと思います。
そうすると、やっぱり「ミトコンドリアのパワー
生産能力が落ちているから」という結論には
なります。
多くの細胞がもっとも活性化するのは、10代後半
から20代前半であり、上記のSOD2の働きもこの頃が
一番、活発なのかもしれません。
こんなことを考えたり、考えたことをやってみて
その成果の出来を実際に試してみるという試行
錯誤もまあ面白いんですが。