先週の私のホームコース。
土曜日とあってそこそこ混んでおり、
スタートが20分遅れ。
「珍しくもないし、まあ、しゃんないな。」
と思いつつも、そういう時に心配となるのは
前の組々。
それもあって、前の組を遠目に見てみると、
ゴルフで見慣れた普通の感じではなく、歩き方
だとかが、何か前のめりのふわふわとした感じ。
多分、浮き浮きしているんだろうなあと
思いながら、ゴルフバッグの方に目を移すと、
皆、新しくはなくよくわからないセッティング。
「先輩のお下がりをもらって来た?
てことは、普段あまりゴルフをしていない
ビジター?ちょっと進行が危ないかも。」
と、勝手に思っていたんですが、結論を先に
書くと、多分、全員がかなりお上手ではない
レベル。
で、彼らの中の1人が突然、スタート時間の
遅れを指し、大きな声で、
「こんな安いゴルフ場だから、メッチャ客を
入れんてんだ。
やっすい、コースだもんなあ。」
と。
「そんな安いコースをわざわざ予約して
来てるのは自分たちもだろ?」
とは思ったんですが、彼らの後ろは3組で、
私を含めて全員がそこのコースメンバー。
まあ確かに安いメンバーなんでしょうし、
たいして上手いとも言えないんでしょうけど、
そりゃあ、ちょっとはカチンと来ます。
仮にそう思ったとしても、大きな声で言う
ことではないです。
で、彼らのティーショット。
OBが2人で、その内の1人はプレ4から更に
2回打ち直し(プレ4から計3回ショット)。
1人はフェアウェイキープをキープしたものの、
ティショット使用クラブがアイアンで、150yd
ほど飛んだだけのため、残りがまだ260yd。
後方で見ている安いメンバーたちは、そりゃ、
「なんだ?あいつら。
まともにゴルフ、出来ねえじゃん。」
と、顔を見回してしまいます。
上から目線的に余計なことさえ言わなければ、
まだ良かったんですけどねえ。
でもそういう人って、結構、多いんです。
2024.2.17
「あの腕前と、あのクラブ揃えで普段は高い
コースに行く」ってことでしょうから、彼ら、
度胸だけは相当にあると思います。
だからつい言っちゃうんでしょうねえ。
その後もOB打ち直しがやたらと頻繁で、池越え
ミドルでは、池の前から入れ替わり立ち替わりで
打ち直し。
また、ラウンド経験が多くなると、大きな声
では、「ナイスオン」「ナイスパー」と叫ば
なくなります、そのぐらいでは。
でも、この日。
ごく稀に、後ろの組にも届く大きな声で、
「ナイスオ~ン!」「ナイッスパー!」と
聞こえて来るんですよね、散発的に。
度胸がいいだけでなく、自己顕示欲も強かった
と思います。
自己顕示にはなってないですけど。
なんか、もの悲しいです。