先日、私が聞いてしまった、
「こんな安いゴルフ場だから、メッチャ客を
入れんてんだ。
やっすい、コースだもんなあ。」
この言葉、面白いと言えば面白いんですよね。
まず、安さ優先の方々の口からは絶対に出て
来ない言葉です。
安さ優先の方々が言うとしたら、
「リーズナブルなコース」
もしくは(一番多いんですが)、
「コスパのいいコース」
です。
「コスパ」という言葉は本来の「コストパフォー
マンス」という意味合いを離れてしまい、多くの
方々からは、単に「安い」という意味で使われて
います。
それも「値段が安いから行く」というのでは
体裁が悪いのか、「コスパがいいから行く」
という言葉に置き換えて多用されています。
このことは、何度も指摘してきたとおりですし、
実際に2万円近く払った場合に「コスパがいい」
という言葉が使われるケースは皆無です。
実際のラウンドで進行もよく、美味しい食事をし、
満足度の高い場合は、2万円前後でも「安い」と
感じる方々はお見えです。
でも、「まず安さありき」の方々にとっては
とんでもない話で、決して「高かったけど、コスパ
としては良かった」という言葉は出てきません。
安かったから「コスパがよかった」という言葉が
あるだけです。
仮に進行が遅く、それについて不満を漏らし、
食事についても不満を漏らしている場合でさえ。
ですので、「コスパ」という言葉が本来の
「コストパフォーマンス」という意味合いで
使われていないのは明白です。
で、冒頭の
「こんな安いゴルフ場だから、メッチャ客を
入れんてんだ。
やっすい、コースだもんなあ。」
こういう言葉を言う人は何者?という気はします。
富裕層?という気もしますが、その割にクラブ揃えが
なあという面もありますし、そういうコースを自分で
予約する?という面もあってよくわからないです。
本当に、世の中、わからないことだらけです。
知ってることはほんの少々です。
2024.2.22
可能性があるとしたら、会社の経費でラウンド
出来る方々の集まり?という気もします。
会社の経費でラウンドできる方々というのは、
さほど料金を気にされず、単純にサービス面で
評価される方々が多いです。
で、初心者に近い方々だとしたら、知り合いの
経営者たちからまずお古のクラブをもらって or
押し付けられてという可能性もあります。
でもまあ、いろいろですよ。
「全部一括で俺が払う。
ただ、領収書は会社名で切って。」
というケースは多々あるんですが、中には、
その上で同伴者からプレー代を現金で貰い、
自分の懐を肥やす方もいらっしゃいます。
或いは、同伴者が貰った領収書をかき集め、
まとめて経費で落とす方もいます。
まあ、人間、いろいろです。