1945年3月の東京大空襲を指揮した
アメリカのカーチス・ルメイの
インタビュー動画が残っています。
夜間爆撃により民間人100万人を超える
被害者を出したこれまでにない大規模な
ものでした。
それに対して、彼はこう述べています。
「東京を焼いたとき、たくさんの女子どもを
殺していることは知っていた。
が、やらなければならなかったのだ。」
「やらなければ、私がクビになっていた!」
それを考えれば彼だけの責任ではないの
ですが、「そっちが優先?」という気持ちは
ぬぐい切れません。
朝鮮戦争では
「我々は朝鮮の北でも南でも全ての都市を
炎上させた。
我々は100万以上の民間人を殺し
数百万人以上を家から追い払った。」
ベトナム戦争では、空軍参謀総長の任にあり、
「(北)ベトナムを石器時代に戻してやる」
と豪語し、北爆を推進。
ルメイは1990年に83才で亡くなっています。
が、彼に誤算があったとしたら、
内輪話みたいな内容まで、後世の人々は
簡単に知ることの出来る時代がすぐに来て
しまったという点でしょう。
その結果、彼は未来永劫、英雄として
奉られることはありません。
歴史上の人物では、秦の白起将軍と、
私にはイメージが重なります。
彼は敵を殺しまくり、常勝将軍として、
秦に大貢献するのですが、最後は秦王に
誅殺されます。
死の間際、
「天に対して罪を犯したのだ」
と嘆息したそうです。
2020.1.11
1964年12月7日に、ルメイは日本政府
から「勲一等旭日大綬章」を授与されて
います。
これも、今の人たちは
「誰が授与しやがったんだ!」
と思えば、簡単にそれを調べることが
出来ます。
今の時代に、相変わらず傲慢なことを
されている方々、精神の幼稚さ以前に
頭も相当、悪いんか?という気はしています。
思いもよらぬスピードで、動画撮影の
機会と情報取得の容易さが進んでます
ので。
生まれた瞬間から死ぬ瞬間までの連続
動画を持つ方の登場もそんなに先では
ないと思います。
ドラゴンボールのハエみたいなスパイ
ロボットが人々の周りを間もなく飛び回る
んじゃないでしょうか?
自動操縦の超小型ドローンですね。
ゴルフ場だって多分そうですよ。
カートナビの次はドローンによる
遅れと打込み、パッティング状況の監視
です。