もう少し俳優で例を出しますと、
クリント・イーストウッド、リー・バン・クリーフ
とで主役が入れ替わることは、それも面白そう
ですが、監督は怖くてとても出来ないでしょう。
渥美清さんは正直ハンサムでは決してないけれど、
渥美清さんでなければ、あれほどの人気作には
ならなかったような気がします。
車寅次郎ではなく、俳優渥美清の人間性が寅次郎
に映り込み、大ヒットの原動力になったような気
はします。
私が好きだからなのかもしれませんが、クリント・
イースト・ウッドは歳を取られてからも素敵に
感じます。
むしろ、年を取ってからのほうが人柄の良さだ
とか、知性、芯の強そうな印象を受けます。
一方で、この方はイーストウッドに似ているけれど、
イーストウッドとはどこかが違い、見る人に共感を
与える主人公役は無理なような気がします。
でも、この方でも映画によっては主人公をやれそうな
場合があります。
恐らく、「ゴルゴ13」の実写版があれば彼は主人公
を務めることが出来るでしょう。
ただし、その場合は、スリルと話の筋立てで観客を
魅了するのであって、俳優本人の魅力で観客を惹き
つけることは難しいかもしれません。
2025.1.25
俳優は、表情を含めた演技でいろんな役をこなせる
方が多いとは思いますが、市井の一般人。
彼らもまた、仕事上や付き合いの上で演技をし、
相手を何とかゴマ化そう、取り繕おうとする場合
も多々あるかもしれません。
でも、素人の哀しさ。
ちょっとした仕草でバレがちなんですね。
よくあるのが、「笑顔だけれど目が笑ってない」
というケースですね。
非常に言葉遣いも丁寧で満面の笑顔なんだけど、
目は冷ややか。
言葉遣いは全般的に丁寧なんだけれど、一部に
おかしな言葉遣いがあるという場合も気付かれ
やすくなります。
そういう付け焼刃的な部分も気付く人は気付き
ますので、演技をしようとしても実社会ではバレ
がちとなります。
鋭い人、結構いるんですよね。
特別な人でなくても鋭い人はいます。
ご主人が何かをそっと買った時の嫁さんなんて、
本当に鋭いです。