今回の話の元々のきっかけは、
15代前の界王神のような「目」の話ですね。
20代半ばの私は信用金庫の融資担当をしており、
使いっ走りなんですが、毎月の返済が焦げ付いた
融資先の督促に向かうということもしていました。
返済できない先というのは、そういう理由が元々
ありますので、そう簡単には解決しません。
ただ、催促をしないとということで、定期的に
私が行かされていたというだけだったと思われ、
私が解決できるとは上司も思ってなかったでしょう。
そんな中、「こうしてくれたら払う」とか、
「こうなら払う」と、行く度にいかにも払うような
口ぶりをする方がいらっしゃいました。
実際に、訪問した家も別にきれいな普通の家だし、
そこそこ高そうな車も玄関横に停まっていました。
若い私は真に受けて、それが実現するよう懸命に
努力をしたんですが、相手の言い分をクリアしても
全然、払ってくれない。
で、上司に相談した所、
「どうせ目が真ん丸で、瞼が上下から覆いかぶさって
針みたいな目をした奴だろう?」
とその上司が言ったんですね。
ええ、まさに15代前の界王神様の目です。
そして、その払ってくれない人の目もまさしく
そうだったんですね。
それで、「人の行いは顔に出て来る」、
「経験のある人はそれを見抜ける」ということを
強く感じました。
そして、自分が経験を積むにつれ、それは本当
だったなあと。
もちろん、瞼が重なって目が針のようになるという
のは、老化現象の1つでそういう目だから全員が全員、
そうだとは限らないということも覚えましたが。
最後に改めてお伝えしますけど、たいていの人は
一目見ればどんな人なのかの推測は出来ます。
そして、ちょっと話せば、声の感じ、身体から
受ける印象で、どんな人かの推測はほぼ外れる
ことがないです。
それが出来るようになるためには、そういう顔付き、
そういう言動をした人から痛い目に遭わされた経験
が何度もあってという面もあります。
一方で、それは私を見る相手もそうですので、心配
になり、変な顔つきになっていやしないかと、自分で
鏡を見てみるということはしょっちゅうあります。
言ってみれば、人相だとか顔付きというのは刻印
でもありますね。
一目見ればどんな人かがほぼわかります。
2025.1.28
私、嫁さんに「また廃人になっちゃ困るから」と
言われたことがあります。
意識はしてなかったんですが、会社を二度中途
退職し、その時はどうも廃人になっていたよう
です。
そりゃ、子供もいるし、住宅ローンもあるしで、
会社を中途で退職することはよほどのことがない
限り難しく、自分なりに我慢に我慢を重ねます。
で、私の場合は、廃人になる寸前まで我慢して
最後にとうとうということだったと思います。
そのため、鏡を見る際は「廃人の痕跡が残って
いたら嫌だなあ」とも思っています。
2回目の中途退職時は相当にきつく、失業保険が
切れても1年半、何もやる気が起きなかったんです
よねえ。ゴルフはしてましたけど。
で、ゴルフに関わる仕事、例えばグリーンの雑草
抜きならならやれるかもと思って現在があります。
ええ、私、ゴルフに救われたと思っています。
今やってる仕事はゴルフへの恩返しなんですね。