見ろよ、貴彦。
INの11番だが、いかにも不穏じゃねえか?
ええ、不必要なほどのバンカー群。
ここからグリーンを狙ったら左に行けばOB、
ショートならバンカー地獄、
右に逃げても大きければやはり
バンカー地獄ですね。
おっ、よくわかってるじゃないか。
だが、本当に気を付けろよ。
俺の闘気にビンビン来るものがある。
わかりました。
気を付けながら行きましょう。
ん?
何か音がしてないか?
「チョ」とか「チョン」という音ですか?
ちょっと突ついてみましょうか?
よせ、この音は何か嫌な予感がする。
チョンワ、チョンワ
んっ?
見ろ~、青田が出てきちゃったじゃないか!
あ、青田って誰ですか?
1970年代最凶キャラの青田赤道だよ!
あかん、こいつを倒すには
「みすず」を連れてこないと無理だ。
逃げるぞ、貴彦!
えっ?えっ?
団の面目丸つぶれ~
2019.3.7
こんなん出してどうすんだ?
先々大丈夫なんか?
というのは私が一番感じて
いることではありますが。
1970年代は週刊漫画アクションの
全盛期でした。
『ルパン三世』
『子連れ狼』
『柔侠伝』シリーズ
『同棲時代』
『博多っ子純情』
『じゃりン子チエ』
『クレヨンしんちゃん』
『鎌倉ものがたり』
などがあり、その中でも特異だったのが、
青田赤道を主人公とする
『嗚呼!!花の応援団』でした。
これが一番で、次に好きだったのが
かざま鋭二氏と高橋三千綱氏の
『我ら九人の甲子園』だったのですが、
共に現在では忘れられた存在に
なりつつあるようで大変残念です。
部活でへばってハアハア言ってると、
何度「役者やの~」と先輩に言われた
ことか。
雀荘で役満を上がった時は
椅子の上に片足で立ちあがり、
「クエ~、クエッ、クエッ、クエッ!」
でしたけどねえ。
ちなみに大学2年の時のラグビー部キャプテンは
浪華大学応援団長の角木にそっくりでした。
怒っているのに笑っているような表情も。
「笑てるのとちゃうんよ~」