「ロストボールなんて使わねえよ」
という人は多いかもしれません。
でも、
「ロストボールばっか。」
という人もお見えでしょうし、
私のように、
「ロストボールでも全然、構わない」
という方もお見えだと思います。
中には、ラウンドに来たのか、コース内のロスト
ボールを探しに来たのか、どちらだかわからない
いなせな盗人稼業の方々もいらっしゃるでしょう。
そういう方々にとっての一抹の不安は、
「果たしてこのロストボール、性能的に大丈夫
なのか?」
という点であろうかと思います。
いや、わからないんですよね。
一説には、
「水に漬かっていたボールは反発力が弱くなっている」
「土に埋もれて日光が当たらなかったボールや
家の中の日陰にあったボールはそんなに劣化しない」
という話は聞いたことがありますが、今この手にして
いるボールは果たしてどうなのか?問題なく使えるのか?
そんな疑問のあった中、出てきた記事がこちら↓
タンスにあった12年前のボールはまだ使える?/ゴルフの疑問調査隊・ボールの賞味期限
要点だけをピックアップすれば、
時間を経ることで変化が一番大きいのは、コアの
反発性能です。ボールのコアは吸湿すると反発
性能が落ちることが分かっています。
真空状態でもない限り、長く空気に触れた
ボールの性能は低下していくという。
初代モデルは現行に比べてキャリーでおよそ
16ydもの差をつけられてしまったのだ。
ボール初速はほぼ同じだが、バックスピン量が
顕著に異なる。飛び方は変わらなくても、
キャリーを生むスピン量が減ってしまったのだ。
もしも古いボールを使うなら、性能低下を覚悟
しなければならない。
せっかくのゴルフ、気持ちよくプレーしたいなら
ボールは新しいものを使うに越したことはない
だろう。
「やっぱり、そだよねえ。ゴム製品だし。」
というところでしょうか?
2024.10.31
こういう結果を知ったとしても、おそらくロスト
ボールを使うことを止める人が続出するとも思え
ません。
掲載されたデータは衝撃的でしたが、ロストボール
の全てが10年以上前のものということもありません
ので。
ボールは名称だとかデザインが結構変わりますので、
その変遷を知っていれば、どの程度古いボールなのか
は推測できます。
ロストボールだけれど、誰かがニューボールを
ロストボールにしたばかりというケースも多々
あるでしょうし。
でも、こういった部分もデータで示してくれる
記事はありがたいです。
自分ではなかなか検証できませんので。
当コースの実際のスコアデータを用いた資料を
使って記事にすることがあるのも、そういう部分
です。
コースならではという記事は心がけています。