私の知らない時代の出羽の海部屋ですとか、物心の
ついた頃で言えば、大鵬のいた二所一門は大勢力
だったと思います。
続いて、輪島、貴ノ花、貴乃花、若乃花、若乃花、
貴ノ浪らを輩出した阿佐ヶ谷勢(花籠・二子山・藤島)
が大勢力に。
北の富士、千代の富士、北勝海、千代大海を輩出した
九重部屋も勢いがありました。
現在ですと、伊勢ケ浜部屋。
横綱照ノ富士、翠富士、錦富士、宝富士、熱海富士、
照強と6名の幕内力士を擁しています。
そんな中、長期に渡って凄いと思うのが、佐渡ヶ嶽部屋。
琴○○という四股名が特徴ですので、どういう
力士がいるのかは多くの方がご存じだと思います。
この部屋の力士の特徴として、上半身の筋肉が
凄いという力士はさほどいません。
現在ですと、琴恵光が筋骨隆々に該当しますが、
177cm、135kgと現在の大相撲では小柄な部類に
入り、上半身の筋肉も鍛えてカバーしているのでしょう。
上半身の筋肉はともかく、他の力士に共通すると
思われるのが、太ももの太さです。
太ももを鍛えるという伝統的な稽古方法が佐渡ヶ嶽
部屋にはあって、それで隆盛を維持しているのかも
しれません。
太ももが太いのは現役の佐渡ヶ嶽部屋の力士だけでなく、
琴光喜、琴欧州、琴風、琴ヶ梅、琴錦、琴ノ若など、
かつての所属力士もみなそうです。
なんか、部屋独自の稽古方法でもあるのでしょうか?
ひょっとすると、イナバウアーの練習をしていて、
ハムストリングを鍛えているのかもしれません。
2022.11.28
伊勢ケ浜部屋の期待の星は錦富士です。
一方で、照強に元気がなく、ちょっと残念です。
怪我でもしてるんでしょうか?
今場所は身体に張りがなく、小さく感じますし、
先場所もその傾向があったんですよね。
この方も足取りにいったりと名物力士であり、
是非、頑張って欲しいです。
追記 2024.10.23
照強は既に引退しています。
糖尿病であったそうで、当時、小さく感じたのは
それが原因だったんですね。
一方で、琴ノ若は大関に昇進し、琴櫻となり
ましたが、期待の星と思った錦富士。
一気に駆け上がるかと思ったんですが、幕下
下位で低迷しています。
理由がよくわからないです。