都合のいい言い方、
自分を擁護しやすい言い方
というのは使われやすく、
使われやすいが故に、意味まで
都合よく広がっていってしまいます。
自分の行った行為によって最悪の
結果が起こったとしても、
自分だけに害が及ぶのであれば、
それは確かに自己責任です。
自己責任の例1
競馬・競艇ですってんてんになり
徒歩の道を泣きながら夕焼け小焼けを
謳いつつ帰る。
自己責任で済まない例1
有金すった挙句、家で待つ家族の
夕食も用意できず、家族に辛い思いを
させ、場合によっては子供が発育不全に陥る。
自己責任の例2
「もうよせ。」と言われてるのに人混みへ
好き好んで向かい、新型コロナに感染する。
自己責任で済まない例2
人混みで新型コロナに感染or感染している
かもしれないのに、検査も受けず、電車を
利用し続ける。
自己責任で済まない例2-2
新型コロナに感染したことが判明したが、
自己責任とうそぶき、電車等で他の多くの人に
感染させたかもしれないことは考えない。
その挙句、自分は先に集中治療を受け、
溢れた人々は自宅待機。
2020.4.19
都合のよい言葉は使われがちです。
「喧嘩両成敗」もそうですね。
元々の使用例はどこかに行ってしまい、
今では上の立場の者が厳正なジャッジを
するのが面倒で、それをなるべくしないで
済むようにそう言っているだけです。
ですから、喧嘩は「吹っかけたもん勝ち」
という傾向が出てしまいます。
ふっかけられた側は、「喧嘩両成敗」が
あると、理が自分にあっても応戦はしづらい
んですよね。
そして、我慢に我慢を重ね、とうとう
となると、今度は「あいつは切れやすい」
とか。
いじめにも同じ構造がありがちです。
大勢で口撃、多勢に無勢、どうにも
ならなくなって腕で反撃すると、
「先に手を出した!」「やっちまえ!」
先生も「先に出を出したお前が悪い!」
言葉に騙されてはいけませんし、
戦争の発端と非常によく似ています。
それと他県ナンバーが隣県ホールの
駐車場に続々という件。
多くの府県では車でパチンコ屋へという
ことが多いと思うんですが、
東京都は公共交通機関中心だと思います。
ですので、駅周辺のホールさんは
念には念を入れた対応が必要でしょう。
まあ、来てくれりゃ、どこの誰でも全然
構わないというケースが多いでしょうけど。