年齢を経てわかってくることは多々あります。
若い頃には気付かなかったけど、ある時に突然、
「あっ!そういうことか!」
てなことは多々あります。
もちろん、若くても推察力の高い人だとか、
その経験を多くした方はもっと早くに気付くことも
多いとは思います。
そんな中で1例を出すと、因業ジジババ
・パワハラ上司・近頃の若いもんは
と呼ばれる人々は、多分、実は同一人物です。
若い頃は、近頃の若いもんはと呼ばれ、
中年で、パワハラ上司と呼ばれ、
老年になって、因業ジジババと呼ばれるように
なります。
ある年代特有でそう言われる方々が多いのではなく、
同じ類の人が年齢によって呼ばれ方が変わるだけです。
では、同じ類とはどういう類なのか?
それは他人の迷惑を顧みず、不当であろうが
自らの利益獲得を優先しようとする人々です。
電車で席を譲らない若者を見て
近頃の若いもんはと非難される方は、
多分、ご自身も若い頃に席など譲ってはいません。
老齢になって、若い者は席を譲るべきという
風潮だけを利用して、ちゃっかり自分が席に座ろうと
しているだけです。
ロストボール拾いに熱中しているお爺さん達は、
お爺さんになってからロストボール拾いに
熱中し始めたのではありません。
若い時からそりゃもう大熱中で、
その頃は近頃の若いもんはと呼ばれ、
今は因業ジジババと呼ばれているだけです。
よほど劇的な体験をしない限り、人間の性格
なんて変わるものではありません。
それは年を経て、小中学校の同級生が60代、
70代になっても全然変わらないのを見ている
高齢の方々が一番よくご存じのことです。
2021.11.5
今日の練習場で、あるお爺さんがおしぼり置き場で
ずっとごそごそしていたんですね。
後ろから見ていると、結局、何本も両手に持って
自分の打席へ。
しばらくするとまたやって来て同じことをしている。
何本も何に使っているんだろうと思って、
帰りがけにそのお爺さんの打席を覗くと、
おしぼりは打席に1本もなし。
多分、ゴルフバッグの中に隠して持って帰って
しまうんですね。
長い人生の間に、いろんなとこでいろんなものを
パクリ、会社では備品をちょこちょこと、くすね
続けた人生かなあと思います。
ゴルフ場でも、浴場のタオルは何故かどんどん
少なくなっていきます。
これも、こういう因業爺さんたちの仕業かなあ
と思います。
もしくは、近頃の若いもんの仕業かもしれませんが、
彼らもいつかは因業爺と呼ばれるようになりますので、
まあ同じことです。