大相撲は物心の付いた頃には見ていました。
そして、ずっと見てきて、今も見ていますので、
思うことはいろいろあります。
立会いは土俵に両手をついて
今で言うとこれが一番気になります。
そもそも
「両手を土俵につかなければならない」
という規定なんてないじゃん。
という部分があります。
そして、「両手が土俵についていない」
として、何度も立会いをやり直しさせる
ケースがある一方で、
「明らかに両手、ついていないじゃん」
という立会いでもそのまま成立させて
しまうケースがいくらでもあります。
ルールが明確にされていないし、
運用にも厳格さがないように見えます。
この部分が相撲協会のだらしなさを一番
感じさせてしまう所です。
もう少し言うと、
立会いは土俵に両手をついては、
押し相撲を有利にすると思います。
そうではなく、柏鵬時代の両手を土俵に
付けないまま呼吸を合わせて立つ立会いは、
四つ相撲を有利にすると思います。
個人的には四つ相撲の方が好きですし、
この立会いの方が膝への負担が減り、
怪我も少なくなるような気がするのですが。
2020.11.18
明らかに「あの時に物心が付いた」と、あとから
思った出来事があります。
母親と銭湯に行き、母親に身体を洗われながら
目の前の私にしゃべりかけてくるおばちゃんの
金歯とおっぱいを見ながら、突然、思いました。
「このおばちゃんも、自分のように自分があり、
いろんなことを自分なりに考えているのか?」
と。
「物心が付く」というよりも「自分以外の人間
にも個があると意識した瞬間」だったのかも
しれません。
「人ってみんなそれぞれ自分で考えて動いてんだ。」
と、思った最初であり、多分、それまでは
その意識がありませんでした。
いくつの時かはわかりません。
女湯にいる、お袋に身体を洗われている、
おばちゃんのおっぱいも物体としか見て
いない(今、思えば子持ちの20代)。
むしろ、金歯のほうに注意が向いている。
それを考えると、2才ぐらいなのかなあ
と思います。
毎日が女風呂。
今思えば、いい時代でした。
ただ。、金歯しか思い出せないのが、
我ながら歯がゆいのですが。