2021.9.28
ラインを何度か見直したり、構え直したりして
入る人もいますが、入らない人もいます。
その割合は、構え直しをしない人とほとんど
変わらないと思います。
一方で、プロでも読みに時間をかける人はいますが、
一旦決めて構えたら、そのまま打ちます。
構えを解き、またラインを読み直すプロなんて
優勝パットでもない限り、そうそうはいません。
構え直すのはラインがわからないのではなく、
緊張をほぐすためです。
「毎回ちょっと待っておじさん」とは理由が
違います。
ホームコースのハンディ0の人もそうでした。
サンベルに来てくれた時に同伴させて頂いた
のですが、ラインは慎重に読みます。
時間もかけますが、いったん構えたらそのまま
打ち、カップイン率も本当にびっくりするぐらい
高いです。
多分、待たせている人と待っている人では
流れる時間の早さが違います。
集中している時は本当に時間は早く流れますが、
学校の授業・会社の会議など、「はよ終わらんかな」
と思っている時は、時間が止まります。
時間が全く進まなくなります。
早く進むのは、学校の先生と経営手腕がなく、
やたらと会議を開催したがる、そして、
やりゃ良くなると信じている三流経営者だけです。
三流経営者はおまけに、長けりゃ長いほど良くなると
思っています。
それしか思いつかないという面もありますが。
そのため、構え直して待たせている人にはそんなに
待たせているつもりがなく、結果、「遅い」と
言われても「遅かねえわ」「ほんのちょっとだけだわ」
と反論します。
でも、待たされている側からすると、
「お前は亀か?のろ亀か?」と思うぐらい遅いですし、
実際に時間もかかっています。
「時間はかかっていなかった」と思うのは、
集中していた本人だけです。
そして、後ろから見ている組の人たちも、
「またあいつだ。」
と思っています。