寄せはパットと同じぐらい重要で、
スコアメークのカギなのですが、
難しい部分が、多々あります。
それがため、ショットはGOOD、パットも
そこそこ、でも寄せがグチャでスコアが
伸び悩むという方は多々いらっしゃいます。
パットでミスをしてもOBとかにはまず
なりませんが、寄せでのシャンク・
トップはOBになる場合もありますので、
スコアメイクへの影響度はパット以上
かもしれません。
寄せの要素は大体次のような感じです。
①狙った方向に打てるか?
これもパッティングより難しいです。
フェイス面の違いを考えて頂ければ
ご理解いただけると思います。
②狙った距離だけ打てるのか?
これはパッティングも同様ですが、
③に記載するスピン量の問題があり、
パッティングより難しくなります。
③スピン量は自分の意図どおりか?
・止まらなくていいのにスピンが効いて
かなりショートしてしまった
・スピンが効いて欲しいのに効かず、
ゴロゴロ行ってしまった
ということは、多くの方が経験して
いることでしょう。
が、もう1つ寄せには重要な要素が。
凹凸・傾斜が多くあるグリーンでは、
球の落ちた位置による弾み方が寄せの
結果に大きな影響を与えます。
通常はこんな感じで、とんとんとんつーで
球は止まります。
が、下り傾斜に落ちると、
とん、つーーーーーーーーーーーーーーー
とゴロゴロ転がってしまいます。
反対に受け傾斜に落ちると、とん で
微動だにせず、止まってしまいます。
もっと言えば、下り傾斜の左傾きの場合
では、落ちた瞬間、球がピンとは違う
方向へ転がり始めてしまいます。
上げていくのか、転がしていくのか
悩む瞬間です。
そのようなケースでは、どちらにせよ、
どのみち寄らないんですが。
サンベルが難しいのは、この辺りが
非常に影響していると思います。
グリーン上の凹凸がとても多いです。
言っておきますが、ローラーをかけて
ないだとかが原因ではありませんよ。
ジャックおじさんが戦略的に設けた
凹凸のためにです。
2018.11.21
ですので、スコアの良しあしは、
グリーンに落ちた時の運の良しあし
にも相当左右されると思います。
あと10㎝短ければ、平らな所に落ち、
上手く寄っていたはずなのにという
ことは多々あるんではないでしょうか?
その10㎝が腕の差と言われても、
そんなん無理です。
そして、当コースのコース管理を擁護する
ことになりますが、グリーン管理には
他のコース以上に難しいものがあるん
だろうと思っています。
傾斜をつぶしてしまうとせっかくの
設計が台無しになってしまいますので。
傾斜をつぶさず、かつ、芝の生え方を
均一にというのは相当難しいんでは
ないでしょうか?