多分、ゴルフにほとんど興味がなくても、
タイガー・ウッズの名前を知って
いらっしゃる方は相当多いと思います。
ゴルファーとしての知名度は
世界一ではないでしょうか?
ゴルファーがアスリートになった
タイガー以前にも飛ばし屋はいました。
ジャック・ニクラウスもそうです。
ただ、タイガー以前の飛ばし屋はスイングだとか、
天性の体力で飛ばしていたように思います。
(推測ですけど)
アスリートとして身体を鍛え、
筋肉質の身体を使って飛ばすというのは
ビッグゴルファーの中ではタイガーが最初では?
という気がします。
そして、タイガーからその流れが始まり、
今も続いていると思います。
グリップの変革
かつては
オーバーラッピング:力の強い人
インターロッキング:力の弱い男性、女性
という適性説明が多かったと思います。
でも、タイガーがインターロッキングで
あれだけ飛ばすのを見せつけたためか、
男性にもインターロッキンググリップは
かなり普及するようになりました。
また、バッバ・ワトソンのような飛ばし屋のほか
多くの男性プロも採用するようになり、
グリップの常識が変わりました。
そのため、上記のような説明は少なくなり、
オーバーラッピング:右手を使いたい人向き
インターロッキング:左手を使う人向き
というような説明も増えてきました。
そう、タイガー・ウッズは
ゴルフの常識を変えてきたゴルファーといえます。
一方で、いい意味・悪い意味を含めて、
タイガー・ウッズほど
人相・表情の変わる人物も珍しいと思います。
競技に集中している時の素晴らしい表情と
競技以外で時折見せるちょっと?的な表情は
同一人物とは思えない時があります。
そして、かえすがえすもそんな病気あるの?
という例の病気にさえ罹患しなかったらと
残念に思う人は世界中にいると思います。
そう思う彼らを含めた世界中の多くの人々が
タイガー復活を期待しているのですが。
2018.2.1