平均的なゴルファーは、ボギーオン率とOB数が
スコアメイクの骨格を成しています。
と、先日書きましたが、ボギーオン率よりも
パーオン率が上回るようになると、シングルへの
道が開けると思います。
また、パーオン率のほうが低くても、グリーンを
外した場合に、グリーンエッジへ留まる確率が
高ければ「寄せ1」でパーの可能性も高まります。
パット・寄せは上手い方がもちろん有利ですが、
まず、パット、圧倒的には上手くなりません。
プロのように、4日間72ホール回った時にパットの
上手い下手で数打が変わり、それが明暗を分ける
というだけです(そのレベルでは大きな差ですが)。
寄せもいくら練習をしても、必ず1パットで入る
距離に付けられるようになるわけではありません。
アベレージゴルファーは、上記のような所よりも
ショットを磨いた方が効果が出やすいと思います。
特に
「ティショットで少しでもOBが出ないようにすること」
「パーオンショットが乗らずとも近くまで行く可能性を
高めること」
だと思います。
ティアップせずにアイアンを打てるようになることが
重要なのも、
「パーオンショットが乗らずとも近くまで行く可能性を
高めること」
が重要であるからです。
芝から直接打っても、きれいに球が上がらないと
距離も合わないですし、止まりませんので、
パーオンは難しくなります。
それが出来るようにするために腕を磨こうと一生懸命
やっても、錆びた刀をティッシュペーパーで磨くような
途方もない努力が必要となります。
2022.12.5
にゃらにゃらですので、ティッシュで磨いても
多分、錆は全然取れないとは思います。
でも、毎日やれば、完全には取れずとも
ミクロン単位で錆は薄くなっていきます。
ティッシュは多少、茶色に染まりますので。
そして、そのようにして練習で千球の球を打つと、
ようやく1ラウンドで0.1打ぐらいスコアが縮む
という気がします。
ただ、前日に一生懸命、ちょっとでもと錆を
落としたはずなのに、翌日は更に錆が濃くなってる
ということがよくあるんですよね。
練習をしたらすぐに効果が出るわけではない、
一時的には退化してしまうこともあるという点で
心を折られてしまう方も多々でしょう。