ゴルフの教えでわからないのは、飛ばすためには
ヘッドがボールを過ぎてからMAX速度になるように振る
という教えです。
「それで、より飛ぶようになる」という理屈が
わからないんですよね。
上記のような振り子の場合、左側をそれまでよりも
高く上げて手を離すと、右側はその分だけそれまでよりも
高く上がります。
当たる瞬間の加速度は同じですが、高く上げた
分だけ衝突の際の速度が上がり、その分だけ
運動エネルギーが多くなっているためです。
ならば、ゴルフも
「当たる瞬間のヘッドスピードをMAXに」
したほうが飛ぶように思えます。
1つには、「当たる瞬間のヘッドスピードがMAXになる」
ように振っても実はそうはならない。
ヘッドがボールを過ぎてからMAX速度になるように
振って初めて、インパクト時の速度がMAXになる
ということなのかもしれません。
インパクト時とインパクト直後のヘッドスピードの
違いを測定したデータだとか、それぞれの場合の
飛距離差のデータは誰も見たことがないと思います。
ですので、どの部分が本当かどうかがわからないん
ですよねえ。
2021.12.6
理屈がわからなくても、教えてくれる人の言うとおりに
やっていると、習熟してきたときにその理由・理屈が
わかってくるということは多々あります。
「習うより慣れろ」というのも大事な教え方です。
でも、上記の理屈、長年やっていますけど、いまだに
謎なんですよね。
「それはお前がそう振れていないからだ。」
と言われると、「それは確かに」という面があります。
そんな私がではありますが、この部分をもう少し
考えてみたいと思っています。
不安はありますが。