ヘッドがボールを過ぎてからMAX速度になるように振る
理屈は分からないけれど、飛ばすためには
これが必要な事であろうことは理解しています。
飛ばす人とそうではない人では、基本的にスイング
軌道が違い、飛ばす人は全体的に身体の左側で
ヘッドスピードが出ているように見えますので。
そういう人はフォロースルーも大きいです。
飛ばせない人の場合は、下手をすると体の右側で
トップスピードになってしまい、インパクト時には
かなり速度が落ちてしまっています。
結果、フォロースルーも小さなものとなります。
「飛ばす人」と言った方がよいのか、
「きれいに打つ人」と言った方がよいのか、
ちょっとわかり切ってはいないのですが、
そういう人は、上図のピンクの軌道のように、
スイングの最下点がこちらから見て右寄りに
なっています。
これが示唆していることが同じことなのか、
別々のことなのかすらわかっていないのですが、
上記のような違いは間違いなくあります。
インパクト位置の違いを説明するならば、上図が
わかりやすいです。
ほとんどの人がそうなんですが、たいていは
ボールの真下かその手前でターフを削ります。
そうでない人、飛ばす人、上手い人は、
ボールを通り越してからボールの先でターフを削ります。
そして、最下点がもっともスピードの出ている個所
とすると、ピンクの軌道を描くゴルファーは確かに
そうなっていると言えるのかもしれません。
でも、それは最下点がボールを越えており、
最下点でトップスピードになるから、最速に
なるのはボールを越えてからという解釈です。
一方で、最下点ではなくもっと先でトップスピードに
ならないと飛ばないという意味であれば、それとは
別の話になります。
どっちなのか、わかんないんですよねえ。
2021.12.7
よくプロが「フライヤーになるから小さめのクラブで」
という話をします。
これはボールの先でターフを削る打ち方でないと
起きないそうです。
フライヤーは芝がボールとクラブのフェイスの間に
挟まれて、ボールのスピン量が小さくなるために発生
します。
ですので、ボールの真下かその手前でターフを削って
しまう場合は、挟まる芝自体が既に吹っ飛んでいますので、
絶対にフライヤーは発生しません。
ヘッドスピードが速くないとフライヤーは出ないと
思っていた人、多分、違います。
ちなみに、私は生涯全てのショットでフライヤーが
出たと思ったことはありません。
全てのショットがダフっているか、ぎりダフらずの
ショットばかりということです。
明らかなトップということもありますが、いずれに
せよ、とても悲しいことです。
長いクラブほど安定して同じ距離を出せないから、
フライヤーして距離が出たのか、当たりが良くて
距離が出たのかがわからないという面もあります。
これも悲しい話です。