相手が自分より年長であることを理由に非難する
というのは、よくあることです。
女子中学生からすれば、女子高生なんて
「おばちゃん」ですし、ましてや20代の女性
なんて「大おばちゃん」です。
だけど、20代の女性は私らからすれば、
「めちゃ若い」のですが。
まあ、頭のレベルは疑われますが、ほかに武器が
なく、「年下=若さがある」だけで年長者を攻撃する
方々はいます。
「相手よりも若い」ということを「美徳・武器」と
考えているということでもあるし、
社会一般もそう考えているから「美徳・武器」になる
ということでもあります。
でも、いつからそうなったんでしょう?
江戸時代以前からそうだったという印象はありません。
むしろ、当時は儒教の影響で「年長者を敬え」という
時代だったでしょうし、「青二才」のニュアンスでしょう。
明治・大正時代でもないような気がします。
戦中でもないでしょう。
戦中にそんな考えがあったなら、あれだけ多くの
若者を無駄死にさせることもなかったでしょうから。
多分、昭和30年代以降のTVドラマ、映画、流行歌
からという気がします。
映画では、1956年の「太陽の季節」を始めとする
日活青春映画がその代表かもしれません。
テレビでは、1966年2月から放映が開始された
田中邦衛さん主演の「若者たち」などかもしれません。
https://youtu.be/wIVSPtk2hsk
私は見ていませんが、主題歌は音楽の教科書に
載っていました。
歌謡曲では、めちゃくちゃありますね。
もう、だらけです。
「若さ」とは何かを成し遂げる時間と考えるなら、
生きている人のほとんど全てに「若さ」があります。
何もしない、何も出来ない人に「若さ」があっても
「猫に小判」「豚に真珠」に過ぎません。
そのため、「若さ」はそれ単体で光り輝くものでは
ありませんし、他人に自慢するものでもありません。
もちろん、魔法の杖でも何でもありません。
2022.7.26
まあ、「若さ」を讃え上げることが商品上の
成功を得るためのキーポイントだった時代に
なったんだろうと思います。
そして、そのターゲットになったのは?
言うまでもなく、若かりし「団塊の世代」の
方々だったんですよね。
まあ、皮肉でもあります。
自分らを褒め上げてくれた「若さ至上文化」が
今、「くそ爺」「くそ婆」という言葉で跳ね返って
来る場合もありますので。
昨日7/25(月)のハーフ所要時間
もっとも早い組 1:45
もっとも遅い組 2:50
OUT平均時間 2:31
IN 〃 2:35
今日の教訓は、
「長くゴルフをやっているからと言って、
必ずしもプレーが速いわけじゃない。」
ですね。
年齢や性別・ゴルフ歴よりも進行速度に影響を
与えるのは、その人の取り組み方だろうと思います。