相手が自分より年長であることを理由に非難する
というのは、よくあることです。
女子中学生からすれば、女子高生なんて
「おばちゃん」ですし、ましてや20代の女性
なんて「大おばちゃん」です。
だけど、20代の女性は私らからすれば、
「めちゃ若い」です。
まあ、頭のレベルは疑われますが、ほかに武器が
なく、「年下=若さがある」だけで年長者を攻撃する
方々はいます。
「相手よりも若い」ということを「美徳・武器」と
考えているということでもあるし、
社会一般もそう考えているから「美徳・武器」になる
ということでもあります。
でも、いつからそうなったんでしょう?
江戸時代以前からそうだったという印象はありません。
むしろ、当時は儒教の影響で「年長者を敬え」という
時代だったでしょうし、「青二才」のニュアンスでしょう。
明治・大正時代でもないような気がします。
戦中でもないでしょう。
戦中にそんな考えがあったなら、あれだけ多くの
若者を無駄死にさせることもなかったでしょうから。
多分、昭和30年代以降のTVドラマ、映画、流行歌
からという気がします。
映画では、1956年の「太陽の季節」を始めとする
日活青春映画がその代表かもしれません。
テレビでは、1966年2月から放映が開始された
田中邦衛さん主演の「若者たち」などかもしれません。
私は見ていませんが、主題歌は音楽の教科書に
載っていました。
歌謡曲では、めちゃくちゃありますね。
もう、だらけです。
「若さ」とは何かを成し遂げる時間と考えるなら、
生きている人のほとんど全てに「若さ」があります。
何もしない、何も出来ない人に「若さ」があっても
「猫に小判」「豚に真珠」に過ぎません。
そのため、「若さ」はそれ単体で光り輝くものでは
ありませんし、他人に自慢するものでもありません。
もちろん、魔法の杖でも何でもありません。
2022.7.26
まあ、昭和後期は「若さ」を讃え上げることが
商品上の成功を得るためのキーポイントだった
んでしょう。
そして、そのターゲットになったのは?
言うまでもなく、若かりし「団塊の世代」の
方々だったんですよね。
まあ、皮肉でもあります。
自分らを褒め上げてくれた「若さ至上文化」が
今、「くそ爺」「くそ婆」「老害」という言葉で
跳ね返って来る場合もありますので。
昨日7/25(月)のハーフ所要時間
もっとも早い組 1:45
もっとも遅い組 2:50
OUT平均時間 2:31
IN 〃 2:35
今日の教訓は、
「長くゴルフをやっているからと言って、
必ずしもプレーが速いわけじゃない。」
ですね。
年齢や性別・ゴルフ歴よりも進行速度に影響を
与えるのは、その人の取組み方・心構えだろう
と思います。