久しぶりに会ったのに誰だかわからず、
同級生かと思い、ラグビー部の3年先輩に、
「なんだあ、お前。お前、誰?」
と言ってしまった私ですが、その後すぐに
再び、20数年ぶりにという方に会い、やっぱり
誰なのかが分からなかったんですね。
「誰?」と聞いても彼は「わかるでしょう?」
とばかりに名を明かさない。
諦めて彼の顔をずっと見続けること、恐らく
数分。
アハ体験のように、突如として彼が誰なのか
がわかり、彼との思い出も蘇って来ました。
前の会社の後輩、竹内君ですね。
「アミーゴ2」、「CRアミーゴマグナム」
「GRアミーゴファントム」。
彼がゲージ担当者として初めてゲージを引き、
私が2機種目の開発責任者を務めたこれらの
シリーズを一緒に開発した仲間でした。
この機械、本当に面白く、売ってくれていれば
かなりの台数が世に出たと思っています。
でも、液晶パチンコが既に市場投入されている
時代でしたので、小さなドットを使用した本機は
初期受注が千台ちょっとしかなかったんですね。
それで、当時の製造部門の担当者が部品発注を
面倒くさがり、メーカー側からホール側に対して
受注拒否。
まあ、本来はあり得ない話なんですが、開発用
部材で組み立て、20台ほどが世に出たものの、
幻のパチンコ台に終わってしまいました。
ああいうタイプはテスト導入で入れてもらい、
その稼働を元に販売を進めて行くタイプで、
千台も導入されていれば結果が出たと思います。
本当に残念でした。
彼の名が蘇るとともに、そんなことまで蘇り、
「高草木のバカ野郎が」
と、受注を拒否してしまった当時の部品発注
担当者への感情まで蘇ってきてしまいました。
2024.8.27
その彼とは、ここで会いました。
まるは食堂豊浜本店(知多半島の先端)です。
ここのエビフライが美味しくて、エビフライが
食べたくなると、遠いですけどここまで出かけ
て来ます。
この日は例によってというか、90代の両親を
連れてだったんですが、写真のエビフライコース、
2人ともペロッと食べてしまいました。
ちなみにこのエビフライ、見た目以上に太さが
あってかなりのボリュームです。