(初代)北斗の拳には、「当たりにくい」、「通常」、
「当たりやすい」という3つのステージが用意されて
います。
それを利用して、「当たりやすい状態」が電源投入時の
朝一と、大当り終了後に強制的に選択される場合がある
ように設計されています。
これにより、「①モーニング機能」と「③即ヤメ防止機能」
を合法的にクリアしています。
また、「②爆裂機能」については、大当り時にこれまた
「あまり連チャンしない」「ちょっとする」「凄くする」
などの4通りの抽選が行われ、一番多く選択されるのは
「あまり連チャンしない」です。
従って、多くの場合、あまり連チャンをせず、決して
一攫千金というわけではありません。
でも、これが初当たりの投資金額を軽減しているん
ですね。
万札を何枚も持ってではなく、仕事帰りに千円札を何枚か
だけで勝負をする人も多かった理由です。
一方で、「(連チャンを)凄くする」というモードが
選択された場合、爆裂機能炸裂となります。
滅多にそうなるわけではないけれど、10億円宝くじと
同じなんですが、とりあえず当てさえすれば爆裂する
かもという夢を与えるんですね。
全く宝くじと同じです。
そんなこんなで、B物とも同じ機能を搭載している
ため、(初代)北斗の拳にB物なんて不要だったはず
なんです。
この点でF君の主張は全く正しいです。
が、実際には(初代)北斗の拳にもB物が出て来た
(証拠があるわけではなく推測)のは何故か?
これが明日の話です。
2023.1.6
スペックだけでも本当によく出来た機種です。
でも、当初は売れなかったんですね。
何故かというと初当たり時の獲得メダル数が少なかった
からです(換金して2千円分ほど)。
今はそうでもないですが、当時、パチンコでもパチスロ
でも、大当りで換金して最低6千円前後にならないと
お客さんが付かなかったんですね。
そこを懸念されて当初の設置台数が伸びなかったん
ですが、連チャンした時の爆発力を市場で見せつけ、
ファン大量獲得⇒史上最大の設置数となりました。
この機械を大量爆裂機、社会的不適合機として、
撤去命令を出した監督官庁、失敗だったと思います。
多くの人にとって、仕事帰りのオアシスになっていたん
ですけどねえ。