グランドシニア(70才以上)のゴルファーは
増えたと思いますし、そして、元気です。
理由の1つとして、まず、75才前後の方というのは
戦後生まれのベビーブーマーですので、
元々の数が圧倒的に多いです。
加えて、戦後生まれですから、幼少期に栄養不足に
陥ることもなく、学校に行けば給食のあった時代を
過ごしています。
アメリカ軍の放出した缶詰だとか、アメリカからの
援助物資、小麦粉だとか脱脂粉乳で、彼らが学校に
上がる頃には給食が始まっています。
その1世代前は、学校に行っても給食はなく、
校庭に鍬をふるって芋作りをさせられていた
でしょうから、栄養状態が全然違います。
栄養状態の良化による身体への好影響は、
平均身長にも現れています。
彼らが高校生の頃よりも今は5㎝ほど平均身長が
高くなっているのですが、彼らはその5㎝の伸びを
彼らの12年前の先輩との比較で達成しています。
いかに急激に栄養状態が良化してきたかだろうと
思います。
その彼らがグランドシニアの領域に達してきた
のですから、グランドシニアが活性化してくるもの
当然と言えば、当然の話です。
2021.12.12
活性化してきたのにはまだまだ理由があります。
それは明日にと考えていますが、栄養状態の良化は
グランドシニアになってからも効いていると思います。
ほんの数年前の話ですが、当コースのデータを調べた所、
70才を越えるとがくんと来場回数が減少するという
ことがわかったんですよね。
そして、たった数年後ですが、今は全然そんなことがなく、
ベビーブーマーの方々は、60代の頃とほとんど変わらずに
ご来場頂いています。
日頃のトレーニングの差もあるかもしれませんが、
幼少期の栄養状態の違いが大きいような気がします。
その1つ前の世代に比べて、病気をしにくいだとか、
足腰に問題を抱えにくい何かがあるように思え、
それは幼少期の栄養状態の差では?という推測です。