なぜ、ゴルフ会員権価格は地価と同様にバブル後も
底値安定状態なのか?
この問題は以前書いたことがありますが、
ゴルフ場建設ラッシュでどこが一番儲けたのか?
の話から始まります。
それがどこの会社なのかは調べたことはありませんが、
ゴルフ場造成会社と、金持ちに「ゴルフ場造りません?
儲かりますよ」と勧誘したブローカーです。
ゴルフ会員権が投資対象となり、価格うなぎ登りの
時代になっていましたので、「ウン」と言えば作れ、
その資金もすぐに集まる時代でした。
それもゴルフ場の完成前に会員権が売り切れて
しまうほどに。
味を占めた彼らは作り続けます。
1つ作れば何百億というお金が動き、その何割かは
彼らに入りますので、止められなかったでしょう。
が、集客を見込める大都会近郊のゴルフ用地なんて
限られています。
でも、造りたい、ヤメられない。
ええ、「かっぱえびせん」状態です。
で、「理由なんていくらでも作れる」とおり、
「客単価が3万円で年間何万人だから十分OK。」
とでも計算し、過疎地でも作り出したんでしょう。
過疎の地域にこそ土地に余裕がありますので、
過疎地域、特に高速道路沿線はどんどんと
このとおりに。
過疎地域では需要に比べてゴルフ場が多すぎ、
その地域の会員権価格は低くせざるを得ず、
それに引っ張られて安いままです。
名門と言われるコースの会員権は未だに高いですし、
それだけのお金を出しても売ってくれないという
事例も現在は併存しています。
一方で、日本の総人口が減少したと言っても
減っているのは過疎地域であり、多くの都市部では
今も人口が増えていることを忘れてはいけません
また、都市部ではゴルファー人口も増えつつあり、
団塊の世代ゴルファーの多くも多分、80才過ぎまで
平気でラウンドされます。
現在の80代のゴルファーを見ていると、
85才ぐらいまでは余程大丈夫という印象です。
結果、過疎地域のゴルフ場会員権は安いまま
でしょうし、倒産もあるかもしれませんが、
都市近郊のコースは価格が上昇してくると思います。
2021.12.15
当コースの一番のお客様は、西三河、とりわけ地元の
岡崎、安城、豊田、西尾、碧南、知立といった地域の
方々です。
それに、蒲郡、豊川、豊橋の東三河各都市と
名古屋市・浜松市が加わります。
この地域は若い人も多く、ゴルフも盛んですので、
急激に来場者が減少するとは考えていません。
ちなみに私の父親、現在88才ですが、毎週のように
ラウンドをし、家で毎日素振りをしています。
いつまでやるんだろうと、私は思っています。
追記2024.9.15
4年が経過しようとしていますが、91才になった
今も月一でラウンドをし、毎日、自宅でクラブを
振っています。