ゴルフをすることが団塊の世代のゴルファーに
とって、イヤイヤながらのノルマだとしたら、
確かに
「70才になると、75才になると、団塊の世代が
ゴルフをやめる」
というのは、あるかもしれません。
「もう70才になったで、75才になったで、
ゴルフはやめさせてくれ~。身体が持たん!」
と。
でも、彼ら、ゴルフが好きで、やりたくて
やってるんですよね。
確かに、病気等のリスクがありますので、
全員が全員、やり続けることは出来ないでしょう。
でも、「ガンを直して、またゴルフをしたい。」
という人はいくらでもいらっしゃいますし、
実際に克服して戻ってきた方も1人や2人ではないです。
更に言えば、75才とか78才で入会を申し込んで
来られた方も、私が担当になってからで何人も
お見えです。
ほんの数日前は、あるご夫婦が入会されることになり、
ご主人は元々のハンディが「2」なんですが、
奥様はゴルフをしていなかった77才。
「明日、クラブを買いに行ってよ。」
と、ご主人にせがんでいらっしゃいました。
なんでも、当コースで毎週のようにラウンドされて
いる78才の女性がお友達だそうで。
ですので、現場に携わっている私としてはとても、
「70才になると、75才になると、団塊の世代が
ゴルフをやめる」
とは思えません。
自分の親だとかその周囲のゴルフをしていない
団塊の世代を見て、「とてもゴルフはやれんな」
と思ってしまった人のそこからの妄想という気もします。
私は私で、88才になる私の親父が昨日も、サンベルで
ラウンドをする姿を見て、「80代前半なんて楽勝だな」
と思ってしまうわけですが。
2021.12.17
ちなみに、親父のいた組の4人の平均年齢は79.75才で、
女性もいてでしたが、前の組に遅れず、前半は2:31、
後半は2:14で回っていました。
ゴルフに慣れた方は、年配とはいえど遅くはならない
です。
危ないのは、むしろ慣れていない若い方々や、
他人に迷惑をかけないようにという意識のない
方々です。