ゴルフ場にとって預託金の償還は大問題です。
団塊の世代のゴルファーって、入会して15年とか
20年とかを経過している人が多く、その方々は
退会を宣言すれば、預託金の償還請求が出来ます。
私も既に規定年数が経過し、請求をしようと思えば
出来ますが、ゴルフはまだまだしたいため、
請求を行わずに、会員のままでいます。
「団塊の世代の方々が年齢を理由にゴルフを止めて
一斉に退会し、預託金の償還を請求してくるから、
ゴルフ場が持たずに倒産」
という意見もあります。
ゴルフの2015年問題、2025年問題はこの点を元に
論理構築をしています。
2015年はまだまだ止めずに問題は起きなかったけれど、
10年経った2025年は今度こそ間違いなく止めるだろうと。
でも、違うんですよねえ。
まず、一斉に止める兆候がない。
いつ止めるのか、まるっきりわからない人、多数です。
それは一昨日、70代、80代でも元気にゴルフをされて
いる方々について、記載した通りです。
また、大都市近郊のゴルフ場は若い人の来場も多く、
来場者が減っていません。
結果、毎日、日銭が入って来ていますので、
ゴルフ場はそこそこには体力があります。
カートも入れ替えていますし、多くのコースで
カートナビの新規導入も行われました。
そして、いつも指摘されないし、そこを意図して
触れていないような気もしますが、会員権が安値
安定、新規入会者増加中ということもあります。
更に、そうはならないであろう根本的な理由が
1つあります。
これは明日以降に書きますが、
「てことは、このシリーズ、まだまだ続く?」
はい、もうちょっと続きます。ヒントはこちら↑。
2021.12.19
煽り記事って多くの場合、「Yes but」の手法を
使うことが多く、これもまたセミナーなんかで
よくレクチャーされる手法です。
「〇〇は確かにすばらしいですね。
でも、△△の部分はちょっと・・・・」
相手の感情を損ねずに相手の懐に入り、
上手にこちらの意図を伝える方法として
もてはやされた、もてはやされていると思います。
今もそれを使っている人は多々、見かけます。
でも、それを知っている人は、最初の誉め言葉で
「次は否定意見が来るな・・・。あ、やっぱ来た。」
と察知してしまいますし、最初の誉め言葉を単なる
前置きとしか感じず、警戒心を解くことはないです。
それを使っていることで「うさんくさそう」と
かえって警戒心が高まる場合もあります。
また、カンの鈍い人だと最初の誉め言葉で有頂天になり、
相手が肝心と思っている否定意見を聞き流してしまう
というケースもあります。
とりあえずなんか褒めとけと最初に言われた言葉を
真に受けて、あるいは、言質を取ったと受け止めて
「社長はまず最初に褒めたんですよ。
ですから、この企画は社長のお墨付きなんです。」
と言い張る輩が出て来ることもあります。
セミナーご推奨の手法でしょうけど、「Yes but」
の手法、これはやっぱり小細工の類の手法だと
私は思っています。