ゴルフ場、特に2度と新しく造成はされない
であろう大都市近郊のコースは、どこも
金の卵を産むガチョウなんですよね。
「今のゴルフ場、金(きん)は毎日産まんだろ。」
ということもありますので、「銀の卵」でも、
「小銭の詰まった卵」でもいいんですが、
毎日、経常利益という卵を産んでいます。
でも、
という人々が大挙押し寄せ、
みなが大事にしている金のガチョウを殺して
しまうと、二度と金の卵を産むことが出来ず、
ゴルフ場はソーラーパネルの集積場になってしまいます。
殺されれば、過去の多くのゴルフ場で起きた
事例のように、ほとんどの方の預託金証書は
紙切れになります。
どのみち殺されるんだからと、「殺される前に
殺してもいいから貴方が」と煽る職業の方も
いますが、金のガチョウも必死に抵抗します。
今回のシリーズ、多分、明日で終わりです。
明日こそなぜゴルフ場は生き延びられるのかの
メイン部分を書きます。
団塊の世代のゴルファーの話がこんな風に進むとは
私も思っていなかったのですが。
2021.12.20
2015年問題、2025年問題で償還金がと煽る方々。
ジャーナリストの方が自分たちの利益のために
センセーショナルな記事をということで取り上げる
のは、まあ仕方がないです。
「しっかりデータを集め、もう少しよく考えてから
書けよ。」
という面はありますが。
一方で、ゴルフの業界関係者の方々で、こういう
ことを書く人もいるんですよね。
そうやって煽って、本当にゴルフ場がなくなって
しまったら、困るのは貴方たちも一緒でしょが
と思います。
ゴルフ場は潰してしまったら2度と再生できず、
新規のコースも今さら誕生はしません。
新しいコースを作るからと言って何百億もの
お金が集まるわけもないし、手持ちで投資しても
何百億円の回収は22世紀の終わり頃になります。
今あるコース、特に必要とされるコースをいかに
守っていくのかはゴルフ業界の人々、そして、
ゴルフを愛する方々にとって非常に重要なことです。
私は年齢が年齢ですので、職場としてゴルフ場が
なくなることは別に構いませんが、1ゴルファーと
しては、「断じてご勘弁を」と思っています。