打ち込まれた、打ち込んできたって本当にそう?
打ち込まれた、打ち込んできたって本当にそう?Ⅱ-1
引き続き、間違いのない所から。
ボールを当てて怪我をさせてしまったら
賠償責任が生じる。
仮に何度も打込みをされたと思い、
腹を立てて相手の方に球を打ち返し、
相手に球を当てて怪我をさせれば、
間違いなくあなたに賠償責任が生じます。
正当防衛などと言っても通用しません。
ですので、絶対に当てないようにすべきです。
『金ならいくらでもあるから、そんなん平気。』
という極レアな方でも、刑事責任はイヤでしょ?
こちらも可能性があります。
ついでに言えば、打込みだと思った球を
拾って谷底に投げ捨ててしまえば
目撃された場合、やはり賠償責任が生じます。
賠償責任が生じてもその立証は実は困難
第三者の方が目撃しているケースはまずありません。
ドローンを飛ばして一部始終を撮影している方も
まずいらっしゃらないでしょう。
ですので、相手が認めない限り、
立証はほぼ不可能です。
『キャディがいれば大丈夫』と言っても
それはちょっと怪しいです。
間違いなく後ろのある人の打った球であり、
それがその人のどこどこに当たったと
言い切れるキャディがいるでしょうか?
後ろの組のショットをずっと見ている
キャディなどこの世には存在しません。
そのため、何が求められるのか?
球に当てられない努力が必要となります。
悔しいでしょうけど、カートを前に出し過ぎない、
ブラインドになる所では、そこにいることを
後続にアピールする等は絶対に必要です。
マスター室に言っても大きな効果は望めない
その方がよいと思い、先方も了解すれば、
後ろの組を自分たちの前に出すことだけは
マスター室で出来ます。
それ以外のことはほぼ出来ないと
思った方が間違いがありません。
それは何故か?
前の話に関連しますが、当てたことすら
立証困難であり、ましてや言葉だけを信じて
後続の組にペナルティを課すことは
多分、どこのコースでも出来ません。
打ち込んでもいないのに、前の組が
マスター室に後ろから打ち込まれたと伝え、
それを信じたマスター室から厳しく言われたら
そりゃ相当腹が立ちますよね?
ですので、マスター室に言っても
気を付けてくださいね程度の
言葉がけくらいしか期待出来ません。
じゃあ、打ち込まれ損じゃねえか!
と?
そう、ある意味、そうです。
さあ、困りましたねえ。
じゃあ、どうすりゃいいのかって話を
また明日、させて頂きます。
特効薬はないのですが。
2018.4.9
地雷をばかばか踏んでますかねえ?