打ち込まれた、打ち込んできたって本当にそう?
打ち込まれた、打ち込んできたって本当にそう?Ⅱ-1
打ち込まれた、打ち込んできたって本当にそう?Ⅱ-2
長々と書きましたが、最終章です(多分)。
規則:
プレーヤーは、前の組のプレーヤーたちが
球の届く範囲外に出るまでは
プレーを始めてはならない。
トップしたケースも想定してなのか?
という点は明確ではありませんが、
一般的に届かなければ打込みとは言えない
と解釈してもよいと思います。
届かなければ、規則上は打ってもよいのですから。
あくまでも規則上はですが。
従って、5ヤード後ろに落ちた、
転がって1ヤードぐらいの所まで来た
というのは規則的には打込みではありません。
前のブログで私の記載したことは、
あながち間違いではありません。
一方で、届いてしまった場合でも、
規則には罰則がないんですよね。
そのため、やっぱり
打ち込まれ損じゃねえか!は残るんです。
ただ、そうではあるんですが、
ゴルフには唯一、拠り所があります。
それが規則第1章のこの言葉です。
ゴルフの精神
礼儀正しさとスポーツマンシップを常に示しながら
洗練されたマナーで立ちふるまうべきである。
これこそが正に、ゴルフの精神なのである。
この精神に反するゴルファーを見かけた時は
相手が上司であれ、得意先であれ、
先輩・恩師であってもこの言葉をもとに
注意を喚起していく
という地道な努力だけが、打込みだとか、
スロープレーを防止できる唯一の手段だと
思います。
そりゃ地道です。
地道に
何でてめえ、届く距離なのに打つんだ。
おめえみたいな野郎はもう2度と誘わん!
等の礼儀正しく、洗練された言葉(?)で
地道にそういうゴルファーを少しずつ
排除していくしか方法はありません。
また、相手になかなか文句を言えなかったり、
相手を思うように納得させられなかった場合
(『言い負けた場合』とも言いますが)、
言いやすいマスター室やコース側に
管理がなってない!
と極めて大きな声でおっしゃられても、
それは申し訳ありませんが、お角違いです。
単に感情のはけ口を言いやすい
ゴルフ場側にぶつけているだけです。
相手に直接言うか、感情的にならず
相手が納得出来る説明をして来て下さい。
また、怪我をしたらどうしてくれるんだ!
と、コース側におっしゃられても
それは相手に言ってくださいよ。
第一、怪我しなくてよかったじゃないですか。
怪我もしてないのに何を熱くなってんですか?
と、コース側は心の中で思っています。
そして、そういう一部の方々だけですが、
極めて大きな声でおっしゃられること自体が、
既にゴルフの精神に反していらっしゃいます。
礼儀正しさ、スポーツマンシップ、
洗練されたマナー
がどこにも見受けられません。
さて、ゴルフ場側は信号機を設けたり、
注意喚起を行っていますが、
それぞれのお客様の打つタイミングを
コントロールすることは出来ません。
貴方の地道な努力だけがそれを可能にします。
2018.4.10
地雷があちこちで爆発?
でも、ゴルフ経験の多い人であれば、
近くに球が飛んできてしまうなんて
別に珍しいことでも何でもないし、
多くの場合、悪意があるわけではないし、
それに対していちいち目を釣りあげてもなあ
と思う人がほとんどだと思うんですけど。
さて、最後の最後ですので、最後の地雷を。
打込み問題は近くまで打ってしまった側
からではなく、それに対しての
謝らなかった、マナーがなってない、
(謝っていても)謝り方がなってない
という打ち込まれた(?)側からの言葉
により発生することが実は多いように思います。
そこに礼儀正しさなどもちろんありません。
こんなことをこんな所で書くなんて、私自身も
ちょっと礼儀正しくないなあとは思うんですが。