当コースの大きな競技では、ティショットOB
の場合、打ち直しとなりますので、要所要所の
ホールにフォアキャディを設置しています。
ポーターの方にお願いすることが多いんですが、
私が務めることもあります。
基本的にはこんな感じでやるんですが、昨年の
シニアクラチャン決勝の時は霧がひどく立ち込めて
しまったため、私が一人で務めました。
霧により、ボール落下点ぎりぎりまで寄らないと
球がわからない、そこまで近づくと危険性もある、
そして、決勝で2組のみということもありまして。
打って来る4人の中にどういう人がいて、彼らの
飛距離はどの程度ということは大体把握しています。
ただ、霧の中のため、次は誰が打つのかがわから
ない。もちろん、打たれた方向もわからない。
結果、「みぎ~」とか「ひだり~」「センター」と
聞こえて来る声のみを頼りに目を凝らします。
そうすると、霧の中から球が見えたかと思うと、
間近で「ドンっ!」という着地音が聞こえてきます。
そんな経験を1日に何十球と繰り返したわけですが、
「当たれば痛いだろうけど、当たってもそうたいした
ことはないな。」
ということが実感でした。
落下して来る球に勢いはなく、落ちればすぐに
止まります。
顔面に当たらない限り、骨が折れることは絶対に
ない、青痣ぐらいは出来るかもしれないけど、
せいぜい赤くちょっと腫れる程度だろうと。
ゴルフボールって確かに硬いけど、重さはさほど
ではないです。
ちょっと差はあるかもしれませんが、例えて言えば、
ピンポン玉が一番近いように思います。
水谷選手のスマッシュ、素肌の部分に当たれば、
恐らくかなり痛いです。球の表面が硬いですので。
でも、質量がないため、顔に当たったとしても
顔面陥没だとか、大怪我につながることはないです。
(唯一、目は危なそうですが)
野球の硬球が当たるのとはわけが違います。
ましてや、砲丸投げの鉄球が飛んでくるわけでは
ないです。
2025.2.24
てなことで、後方から打ち込まれて来た球は、
思われているほど危険ではないと考えています。
しかし、それでも、どうしても、と言うのであれば、
お面を付けてラウンドをするしかないです。
顔は確かに当たれば危険です。
ですので、これを付けてラウンドをすれば
「打込みだ!」「打ち込まれた!」と激怒することも
なくなるんじゃないかと。
後ろの組の方々も、「あの人たち、なにい?」
と気味悪がって近寄らないかもしれませんし。