後ろの組からの当たったとしてもまず大ごとには
ならない。
だって、球の落ち際って打たれた球は減速して
います。打った瞬間の球がいきなり当たるわけ
ではないです。
例えて言えば、5m横にいる人が10~15mぐらいの
高さにボールを上げ、その落ちて来る球が当たった
ぐらいの衝撃です。
大怪我どころか、怪我すらほとんどの場合はしません。
実際に、アイアンで打たれた球に直撃されたことの
ある私が言うんですから間違いないです。
私の場合は、素肌の左腕に当たりましたが、「あっ、
イテ!」という程度でした。
ちょっと赤くなりましたが、骨折はむろん、青痣に
なることもありませんでした。
ついでに説明しますと、30年以上ゴルフをし、
その内の20年ちょっとは毎週のように十数人で
ラウンドをしていますが、当たった事例は3回のみ。
1つは上記の私の腕の事例であり、もう1つも私で
ロングホールのグリーン上にいた私の靴に後続からの
球がコロコロと私の靴にコツンと当たったいう事例。
恐らく、靴のゴムさえダメージは受けていないでしょう。
もう1例は別の組の同伴者のお腹に後続の組からの球が
ドスンと当たった事例。
当たった瞬間は「痛い」と思ったそうですが、その日は
そのまま続けて何の問題もなくラウンド終了。
翌日の入浴時にお腹を見てみると、当たった所が青痣に
なっていたそうですので、内出血したということですが、
病院にも行かずにそれで終わりです。
ですので、延べ約6千ラウンドで発生したのはこの3件
だけで、もちろん、骨折だとか死亡事故だとか、大きな
問題になったケースは皆無です。
で、当コースの支配人にも、
「他コースの支配人から、後ろの組からの打球が
当たって大騒ぎになったというケース、聞いたこと
あります?」
と尋ねた所、「いや、聞いたことはない。」と。
従って、昨日に書いた同組内だとか隣接コースからの
打球事故の場合であれば、大ごとになる可能性はあり
ます。
でも、後ろの組からの打球によってというのは恐らく
都市伝説です。
都市伝説というよりも、上記の2例と混同してしまって
過度な扱いになり過ぎているということかもしれません。
唯一、大きな問題となる可能性のあるのは、顔、特に
眼球に当たってしまう場合ですね。
こちらについてはまた明日。
2025.2.22
私らの中・高の頃は生徒数が多く、1つのグランドで
野球をやってる、ソフトボール部、サッカー部も
やってるということが日常的でした。
加えて、陸上部はその周囲を走り、柔道部だとか
剣道部、バレー部なんかもたまにそのランニングに
加わる。
ですので、打球事故なんて言ってみればしょっちゅう
でした。
今は生徒数が少ないからそういうことはないかも
しれませんが、危険という点で言えば、あの頃の
中・高のグラウンドのほうがはるかに危険でした。
野球の軟式球、ソフトボールはゴルフボールよりも
はるかに質量がありますし。
そもそもで言うと、大相撲のぶちかましだとか、
野球のピッチングなんてのはあり得ないレベルの
危険性の高さです。
こちらなんて顔面骨折の可能性がありますし、
全盛期の松坂選手の投げた球がデッドボールになれば
一般人の約半数は再起不能になります。
それらに比べれば、ゴルフなんておしとやかなもの
です。