「打込み」については過去にも散々取り上げさせて
頂いています。例えば、
ゴルフ常識の勘違いしやすい所⑲打込みⅣ
↑このシリーズだけで、6本の記事を書いています。
それはさておき、打込みって、意図的に行って
しまう場合はやっぱ少なく、多くの場合は事故的
なものだと思っています。
万一、怪我をさせてしまったら、逆に当てて
しまった人にも大きな災難が来る可能性が高い
です。
そんなリスクを負ってまでやる人はまずいない
と言ってよいでしょう。
そして、事故が起こりやすいケースは、
ティーイングエリアから見て、ブラインドになる
位置に人がまだいた。
まずは、このようなケースですね。
ナビによって前の組のカート位置は確認できますが、
乗っている人数まで表示されるわけではなく、
乗っていない人がカートの後方にいる場合もあります。
「打っても届かない先のほうにカートがあった
から打った。
カートの後方に人がまだいて、当たってしまった
けど、カートの後ろにいたその人が悪い。」
という理屈は通りません。
あくまでも加害者は当ててしまった人となります。
ですので、ブラインドになる部分って、本当に気を
付ける必要があります。
当コースでもいくつかありますが、例えば17番。
これは青ティからの画像であり、カート道は右側
にありますが、見える範囲内にカートがあったと
しても、右側の遮られている部分、
ここにはレディースティ(赤ティ)があり、右の
カート道で球がころり落ちて来てしまった人が
この見えない位置にいる場合もあります。
一方でこちらは、8番ですが、ここも左サイドは
ブラインドになります。
従って、カートの位置を確認し、前の組の全員が
球の届かない位置にいるのかを十分に確認する
必要があります。
前置きが長すぎ、肝心のショートホールでの事例
についての説明は明日になります。
2025.2.18
「多くの場合は事故的なもの」と書いたんですが、
打込みのトラブルはよくマスター室に寄せられます。
その多くはたまたま球が近くに行ってしまった
という事故的なものなのだし、実際に「当たった」
という例もほとんどないです。
なのになぜ、マスター室に話がよく持ち込まれるのか?
近くまで球が来た、当たりかねなかったという人が
いつも怒って来るんですよ。
しかも、そういう人は打ってきた方に対しての厳罰
を求めて何度も言って来ます。
そもそも厳罰って何をすればいいのか?とも思うん
ですが、それに対して堪りかねたということもあり、
こんな掲示物を当コースでは貼っています。
幸いにして当たらなくて良かったですけど、
「打っても届かない先のほうにカートがあった
から打った。
カートの後方に人がまだいたけど、カート後方に
いたその人が悪い。」
と、開き直った方もいました。