「なぜゴルフだけ…」 接待三昧でクビの「コープ
こうべ」トップが挑んだ法廷闘争の結末:産経新聞
例によって記事の一部抜粋から。
取引先から多数のゴルフ接待を受けたなど
として、経営トップの組合長ら2人を解職。
法廷闘争に発展。
⇒司法判断は揺れ、確定は今春までもつれ込んだ。
「タイ視察の件ですが、エクセルベースでの
提案をお願いします。
表行程、裏行程。視察目的もお願いします」
同じ3泊4日だが、中身は異なる2種類の
スケジュール。
「表」で工場視察が組まれている日の予定は、
「裏」ではゴルフと観光と記されていた。
2人は同生協の理事会には「表」の行程を
もとにした出張を報告しつつ、実際には
取引先とのゴルフを楽しんだ。
同生協側の調査で元組合長が27回、
元常務理事が29回のゴルフ接待を受けた
ことが判明。
1泊2日の視察の誘いに対し、「視察なしで
結構です」と伝えてゴルフだけを楽しんだり、
自らゴルフ接待を要求したりしたことも。
企業にとって役職員が過度な接待を受ける
ことは、不適正な取引を誘発し、会社に
損害を与えるリスクになる。
こうした状況を防ぐため、過度な接待を
持ち掛ける相手とは取引を切るという対応を
とる企業もある。
「接待イコール悪ではない。適切にやって
いけば、相手先と非常にいい関係を生み
出せる機会だと認識しています」
接待を受けることへの認識を問われ、こう
答えた元組合長。自らが「適切」から足を
踏み外した代償は大きかった。
何も言うことはないですね。
記事の内容が事実であれば、記事での指摘の
とおりです。
そして、事実だろうし、権限を持つように
なると、なんでこうも思考の緩い人間に
なってしまう人が多いのかなあ?と思います。
本当に毎度毎度。
2024.6.10
一緒にゴルフをして、知らなかった相手と
「非常にいい関係を生み出せる機会」になる
ことは多いでしょう。
確かにそういうことはあると思いますし、
ゴルフに限らず、酒席もそうかもしれません。
でも、なんで自分の分は自分で出さないの?
と、普通の神経では思います。
人間の社会では、持てる者が持ってない人を
労わるという社会習慣もあると思います。
ほぼ絶対にと言っていいと思うんですが、
接待を受ける側は接待をする担当者より、
確実に金持ちというか、余裕があります。
むしろ、「今日はありがとね。」と費用を
持ち、お土産でも持たせればどれだけ本人や
会社の株が上がるかだと思うんですけどね。
「ただ、伝えさせてもらうけど、これ、会社の
経費じゃなく、僕のポケットマネー。
社長さんには言っといてよ。
今どきこんなことやってたら、かえって神経を
疑われるよ。
仕事は仕事できちんとやりましょうって。」
更にこんなことことが言えたら最高だと思うん
ですけど、絵空事でしょうか?
我ながら、強い権限を持つ人ほどやりそうもない
なあとは思いますけど。