新しいクラブの効用はこれらによく似ています。
行きつけの練習場には「中日スポーツ」が
置いてありますので、よく目を通します。
「中日スポーツ」ですので、メイン記事は
ほぼ毎日ドラゴンズ関連です。
そして、紙面がもっとも活気溢れるのは、
首脳陣の決定からキャンプ終了までです。
読んでいると「優勝間違いなし!」と思って
しまうぐらい、勇ましい言葉と夢と希望に溢れて
います。
そして、3月、4月と月を追うごとに活気が
なくなり始め、やがて諦めが支配するように
なってきます。
その最後、10月にはもうお通夜みたいに
なってしまいます。
これは私たちのゴルフと同じです。
別に飛距離が大幅にアップするわけでもないし、
新しいアイアンがビシビシとグリーンを捉えて
くれるわけではないことはわかっています。
でも、何かいいことが起きるのではないか、
たまたま自分に凄く合っていて、とてつもない
スコアを出してくれるのでは?という夢があります。
ほぼそれは夢ということもわかっていますが、
人間は好奇心が強く、夢に魅かれがちですので、
分かってはいても「よ~し」という気持ちが湧きます。
この「よ~し」「もしかして」という気持ちが
大事だと思います。
練習にもラウンドにも行こうという気持ちが
湧きますし、それがためにクラブ購買意欲は衰えず、
結果、ゴルフ業界の活気が維持されます。
「新クラブ購入」、私たちの実際のスコア以外は
「良いこと尽くめ」です。
2021.12.4
名監督、名器として後で評価されることとなる
ものはごく一部です。
名器ではないとわかってしまったクラブでの
ラウンドはつらく、すぐに買い替えたくなります。
同様に、名監督ではないとわかっている監督の下で
あと3年戦わなくっちゃならない球団のファンの
方々は、さぞおつらい事だろうと思います。
追記 2024.9.14
取り上げた3人の新任監督。
なんか末尾の予言が当たってしまったような
気がしています。
3年近くが経った今、3人の監督の評価で言えば、
×1、〇2になろうかと思います。
その監督を選ぶ球団経営者、オーナーメーカー
の判断力の差なんでしょうねえ。