一昨年の1月にブログで記載しましたように
「誰にでもチャンスがある」
というWP方式。
確かに誰にでもチャンスはありますが、
グロススコアのよい人ほどチャンスが大きく、
悪い人のチャンスは蜘蛛の糸ほどとなります。
それは上図のとおりです。
これ1,000を軽く超えるデータですので、
信頼性はあります。
一方で、1月28日は当コースの休場日。
さなげカントリークラブで従業員コンペを
開催し、WP方式で順位を付けました。
ねっ?
やっぱりこんな感じになっちゃいます。
グロス79,80,80の3人が上位独占。
グロス4位の人がネットでも4位。
そりゃ、まだまだ発展途上の方は
泣けてきます。
これ、原因は
非ハンディホールが6つありますが、
下手な人ほどここでパーやバーディが取れない。
ダボやトリは平気で取っちゃうけど。
という部分にあります。
ハンディホールで同じトリを打っても、
上手い人ほどトリによって生じるハンディの
価値が大きくなる。
という説明でもいいです。
ダボやトリは1つしか取らないけれど、
価値が大きいから1つでも十分という意味です。
ハンディ0の人が3つ、ハンディ30の人が6つ
もらえる場合を考えれば一目瞭然です。
0と3のは大きいですが、30と36の差なんて
それに比べれば比率としてはたいして変わらず、
ほぼ誤差の範疇になってしまいます。
実際、優勝された方はハンディ8.4でしたが、
110いくつ打たれてしまった方は、ハンディを
30いくつもらっても全員が下位に沈んでいます。
ですので、その部分を是正するには
どうしたらよいのか?が課題となります。
実力は概ねグロススコアに現れて来ますので、
グロススコアに小数点以下の数値を掛けてやると、
それが是正できます。
こんな感じです。
小数点以下の数値を乗算してやると、グロス
スコアの少ない人ほど減少値が少なくなります。
0.8の乗算の場合、
グロス80の人は64で、16の減少ですが、
グロス110の人は88で、22の減少となります。
結果、グロス110を超えた人が優勝した
としても珍しくはなく、かなりチャンスが
平均化されてきます。
膨大なデータから、平均化するような乗算する
数値を決めてやれば、かなりみんな楽しい
新WP方式になると思います。
コンペによって乗算値を0.9、0.8、0.7とかに
そのつど変更という方法でもよいと思います。
乗算する数値が低ければ低いほど、
逆にスコアの多い人が有利になって来ます。
実力者ほど「そんなんヤダ。」と
思うことでしょうけど。
2021.1.31
GDOさん、この検討いかがでしょう?
「ダブルペリアGDO方式」という名前を
付けて頂いても構いません。
膨大なデータから、或いは、理論的にチャンス
均等となる乗算値を決めて頂き、集計システムを
公開して頂ければ。
よろしくお願いいたします。