こちらは東京都福祉保健局の資料ですが、
見慣れたというか、ご存じのとおりというか、
収まったと思えばまた繰り返しの連続です。
それは日本の各地でもそうであり、
多くの諸外国でも同様です。
感染症と言えば、普通は防止策や免疫力に
よりこうなるのが普通で、いつかは収まって
きます。
しかし、今回のように
同一地域で短期間に上下を繰り返す
というのは明らかに変です。
街中を歩けば皆マスクをしていますし、
どこに行っても入場される方、出られる方は
これでもかというほどのアルコール消毒。
それは緊急事態宣言が解除されたからといって、
全然下火にはならず、日頃の習慣という
レベルになってきています。
にも関わらず、新規患者数が激減して周囲から
保菌者がいなくなって来た状況でも、患者数が
再び一気に復活してしまうを繰り返しています。
その点で、新型コロナは従来の感染症と
違う面があるような気がします。
ですので、
新規感染者数が下火になった
⇒オリンピック開催OK
大騒ぎする客のいる飲み屋・カラオケもOK
とやると、とんでもないことになる可能性が
残っていると思います。
2021.4.21
状況だけを見てみると、
①潜伏期間には長短の2種類あり、長いタイプは
感染のピークが下り坂になった頃、発病し始め、
次のピークを作る。
ということも考えられます。
②ウイルスが自己複製を行うときに、
活発に動くタイプとすぐに休眠するタイプの
2通りを自己複製する。
休眠するタイプは変異しやすく、かつ、
周囲に活発なタイプが少なくなると、
目覚め始める。
これだと、感染の波が出来たり、変異型が
出て来ることを説明しやすいです。
ウイルス自体にとっても自己の複製ウイルスが
一気に死滅する可能性が減り、子孫保護としては
都合のよい仕組みとなります。
そして、実は①と②は同じという可能性もあります。
②のすぐ休眠するタイプがどこで休眠するか?
と言えば、大きな可能性の1つは人間の体内です。
その場合、休眠しているから潜伏期間が長く、
ピークが過ぎ、下火になった頃に目覚め始め、
新たなピークを作り、変異型も送り出すと。
「何を素人が」
「ウイルスがそんな器用な真似するわけねえじゃん」
と思われる方も多いだろうとは思います。
でも、目の前の現象をを分析する限り、
このようなことは可能性が残ります。
これまでこのブログを読んで来られた
方はご理解いただけるかと思いますが、
私の書いてきたこと、結構当たってますよ。
追記
3回目の緊急事態宣言の話が出ています。
多少のアルコール提供を含めた食事メインの
食事処(レストラン・食堂等)は営業制限の
対象に含めないで欲しいです。
口から泡を飛ばして食事をするグループは
いませんので。
そして、それで助かる人も多いでしょうし、
ゴルフ場のレストランでクラスターという
事例もないはずです。