普通にアルコールを噴出させる
⇒噴出したアルコールを両手で受け止める
⇒その手を鼻の近くに持っていき、匂いを嗅ぐ
⇒アルコールの匂いを感じれば、鼻うがいはOK
⇒その後、両手をこすり合わせて手も消毒
マスクに消毒用のアルコールを吹きかけ、
そのままマスクをすれば、マスク自体の消毒と
鼻うがいもという可能性があります。
ただ、これらは「簡単な方法を」というだけで、
本当はきちんと鼻うがいをした方がよいと
私は思っています。
で、この件は私も更にいろいろ調べたんですが、
このような構図があるように思えます。
「医療機関 鼻うがい」で検索すると、実に
多くの医療機関から鼻うがいを推奨する記事が
出て来ます。
例えば、こちら。
認定NPO法人 日本病巣疾患研究会 みんなで鼻うがいプロジェクト概要
素人の集団と思われる組織から「医学的根拠
がない」なんて意見が出ている反面、医療の
玄人からは「鼻うがいを」なんですね。
どちらを信じるのかどうかはあなた次第。
2022.2.18
医療機関でも「鼻うがい」を推奨しない組織は
わざわざ「効かない」などとは意見を出さない
でしょうから、医療機関の全てではないと思います。
でも、専門家は専門家であるがゆえに、現時点の
医学的根拠の危うさを十分知っており、良いと考え
られることは是非にというスタンスでしょう。
医療ひっ迫の最前線にもいますし。
科学者も同じで、現時点の科学的知識の危うさを
知っており、研究すればするほど「わからないこと
だらけ」という経験をしていらっしゃるはずです。
そのため、レベルの高い専門家ほど、専門知識を
元に断定しない傾向があると思います。
彼らの言い方は常に非常に控えめです。
多くの場合、「~という可能性がある」「~という
ことは分かって来た」と。
一方で「医学的根拠」「科学的根拠」を伝家の宝刀
として、振りかざしたいド素人。
振りかざして、「これに反論できるか!」とぶった
切ってきます。
新型コロナの蔓延防止より、まずは自分たちが非難
されないようにという姿勢を感じてしまいますし、
その姿勢故、後で多分、非難されることになるでしょう。
また、各自治体に寄せられている「鼻うがいを
自治体から働きかけるように」との要望。
数多くの自治体に寄せられている内容を見る限り、
それらは医療側からの切迫した声という気もする
んですよね。
要望の内容が専門家っぽいですし。
要望の中に「鼻咽腔」とかの専門用語が出て来て
るんですよ。
見方によっては、「専門家の意見を『医学的
根拠がない』とド素人がぶった切っている」
ようにも見えます。