日大アメフト問題から
↑現在、大騒ぎになっている件ですが、
だいたい、書いた通りだったなと思います。
昔はラフプレーは当たり前だった
「潰せ」、「壊せ」というのはよくあった
という所まで。
やられていた側としては堪りませんが。
唯一、選手の方が退場した後に
泣いていたというのは意外でした。
やってしまったことは消えませんが、
元々というより、そこまで追い詰められていた
という面の方が大きかったのでしょう。
ただ、あの記者会見はそれをやらせた、
やらせることが出来た方or組織が
後ろにいるんだろうとは思います。
概ねの方向性が明確になってきて、
今度は日大アメフト問題の本質
という話題も出始めてきましたが、
これがちょっと違うんではないかと。
この問題の本質は、
日大がだとか、日本のスポーツが
だとかではありません。
①権力はいったん身に付け始め、
一定以上までそれが膨らむと、
膨張が止まらなくなり
能力以上のものになりがち。
②膨らみすぎるとその人の言動を周囲が
制止することは非常に難しくなる。
③能力以上の権力を振りかざされ、
周囲がそれを止められないと、
組織の外部にまで悪影響を与えがち。
④悪影響が大きくなり、外部に発覚すると
今回のような大騒動になり、
当事者は動転して責任から逃げようとする。
(過去にもいろんな例がありますし、
発覚せずじまいも相当あるでしょう)
という権力と人間に関する普遍的なもの
であり、今回、一番悪いのは?と言えば、
それは内田元監督ではなく、
内田元監督にそういう権力を
与えてしまった方なり、
そういう組織を作ってきた方々でしょう。
一方で、OBや3パットを打ってしまった
場合の責任や責任の本質は
打ってしまった貴方にあります。
同伴者のせいでも、道具のせいでも、
コースのせいでもありませんので、
涙を呑んで受け入れ、芝を蹴ったり、
芝をクラブで叩いたりしないよう
お願い申し上げます。
同伴者に当たってもいけません。
お気持ちは十分に理解できるのですが。
2018.5.24
この種の問題は本当にいろんな面が
共通していて、
「一番責任を取らなければ
いけない人が、責任を認めない、
責任を取ろうとしない」
ことは、どの例をみてもそうです。
歴史をみてもずっとそうです。
「結局、入院する」
というのもよくある例です。
そして、入院先はそりゃ東帝大学病院でしょう。
例によって地雷を踏むかもしれませんが、
もう少し言うと、
「責任は取る」と言うようになっても、
なかなか取りません。
そして、追い詰められてようやく
責任を取ってもせいぜい辞任程度であり、
自分の与えた苦痛に比べれば
ほのぼのとしたものです。