日大・田中英寿理事長を5300万円脱税容疑で逮捕…東京地検特捜部
関係者の笑顔での記念撮影ですが、これで笑顔です。
年を取れば取るほど、これまでの人生が顔に出て
来ます。
彼らがどんなことをしてきたタイプの人間かは、
記事を読まなくても大体わかります。
そして、今回の事件、2018年のアメフト危険タックル
の時に、もう少ししっかり問題解決をしておけば、
起こらなかったかもという面があります。
「日大が総力を挙げて潰す」職員が口封じ 悪質タックル
最終報告書によると、
問題発覚後の5月、理事だった井ノ口忠男氏が
反則をした選手に、監督らの指示がなかったと
説明するよう暗に要求。
「(同意すれば)私が、大学はもちろん、
一生面倒を見る。
ただ、そうでなかったときには日大が総力を挙げて
潰しに行く」
と言ったという。日大職員による口止めも認定した。
これで井ノ口氏は理事を辞任したものの、翌年には
取締役、そしてその翌年理事に復帰しています。
で、理事長。
また、第三者委は田中理事長にもヒアリングを実施。
勝丸氏は
「アメフト部任せにして放置した。あまりに無責任」とし、
「公の場に出ることも含めて説明できる方法を考えてほしい」
とした。
ただ、報告書では、田中理事長に「反省と説明」を求める一方、
経営責任については言及しなかった。
ここで日大の自浄が作用するなり、この事件を
マスコミが忘れず、折に触れてチクチクやって
いたらと思います。
特に、今から考えれば
「井ノ口氏、1年で復帰」
というのは本当によい機会だったんですけどねえ。
世間もマスコミもすぐ忘れちゃうんですよね。
2021.11.29
結局、これだと思いますよ、やっぱり。
個人的動機や私的理由を優先する人物なんて
論外なんですって。
でも、こういうタイプの人物はそうなりたくて
その部分で一生懸命努力しますから、世の中に
はびこりがちです。
努力は本当に強いです。
他の人が組織の業績を上げようとか、良くしようと
して使う時間を、自分はそんなことには使わず、
自分の野心のために使うんですからそりゃ強いです。