「日本人サポーターのマナーが海外メディアに称賛」
てなタイトルで、
英公共放送「BBC」は
「日本のファンがスタジアムを清掃し、好印象を与える」
と見出しを打って、日本に声援を送っていたサポーターに
スポットライトを当てている。
日本人サポーターのスタンド清掃やゴミ拾い、ロッカー
ルームの清掃などが大きな賞賛を浴びている。
というような記事をよく見ます。
今回のワールドカップだけでなく、オリンピックなどでも。
それは、いいです。事実でしょうから。
でも、そこから
「日本人の素質は高い」「日本は素質大国だ」
ロシア・ワールドカップでも、日本と日本人は臨み方や
繊細なマナー、その振る舞いで目立った。
と、「サポーター」という範囲を示す言葉が抜け落ち、
単に、「日本」「日本人」という言葉だけになって
しまうと、「?」と思ってしまうんですよね。
いろんなコースのクチコミには、
「マナーが悪い」
「ボールマークだらけ」
「プレーが遅く、後ろのことを考えてない」
「バンカーが均してない」
という言葉が溢れています。
スコアを誤魔化す話もよく聞きますし、当コースの
風呂場のドライヤー、根元に変なものがついていますが、
あれは盗難防止です。
以前、ドライヤーの盗難が立て続いたんですよね。
練習場でのおしぼりを自分のゴルフバッグに一杯
詰め込んで、持ち去ってしまう爺の話もしたことが
あります。
彼らは皆、日本人じゃなく他の国の方々なんでしょうか?
それとも、日本人はマナーがよいけれど、ゴルフをする奴
だけは、日本人の中でもマナーが悪いんでしょうか?
そんなことはありません。
どこの国でも簡単に言えば、良い人と悪い人の両方が
いて、日本人サポーターの場合、たまたまよい人が
多かっただけの話です。
それを「日本人」という範疇で括ってしまうと、事実とは
異なる誤報道になってしまいますし、
一方で、「他の国の人たちは・・・・」と暗に否定して
いるということにもなり、それは人種差別なんじゃないか
という気もします。
結果、「日本人エライ!」てな記事や報道は読む日本人を
喜ばせるのかもしれませんが、マスコミ、大丈夫なん?
と思ってしまいます。
2022.12.18
多分、単純に③のタイプの人が多かったんだと
思います。
そして、②のタイプの人も。
③のタイプの人が何人かで声を掛け、言われると
なかなか断れないより多くの②のタイプの人たちが
その声に従ったと。
確かにこういう傾向は日本人全般にあります。
一方で、みんなが清掃作業をしているのをしり目に
コソコソっとその場を立ち去った日本人たちも実は
いたことでしょう。
ボールマークでも、知り合いばかりの4人だとやらない
人でも、知らない人がかりと回り、その中の1人から
「直しましょう!」と言われれば、間違いなくやります。
部長だとか社長が同伴者なら、普段はやらなくても、
この時ばかりはせっせとボールマーク直しをする
ゴルファーもいることでしょう。
その点で、多くの日本人に自主性はないです。
これもまた日本人の特性です。